【続】どうしてあなたが〜まさかの年賀状

　泥棒猫です。

　前回の続き。何故か彼が不安に駆られたようで・・・。

　昨夜、その理由を聞いてみた。どうしたの、何かあったんじゃない？教えて。と。

「年賀状を見てたらね。○○が、届いた年賀状をみて、懐かしい誰かにときめいたりして・・・。そして久々に会いたいなって思ったらどうしよう、と考えてた。○○から届いた年賀状を見てほかの誰かが、○○に会いたいから連絡とってみよう！と誘うパターンもあるな、とか。」

「ごめん、完全に妄想」

「妄想で不安になってた」

「ヤキモチ妬き・・・。ごめんね」

　えっ

　あのね。

　それ、自分が年賀状見てて、そう思ったんじゃないの？

　〝同級生不倫あるある〟にまつわる妄想だったのか。普段から私の妄想→暴走ぶりも凄いんだけど、彼も負けてないの。

　面白いから、つい聞いちゃう。

　彼もアレコレ考えて不安になるんだとわかると、やっぱり会ってたくさん話したいなと思う。

　それにしても、年賀状。また今年一段と減ったな。私はこの文化、とても好きなんだけど。年賀状だけのやり取りならその関係はもう切っていい、という考え方もよくわかる。でも浅くても薄くても、一定の敬意あるこの関係。なくなってしまうのは寂しい。

　干支、おめでたい言葉、一言添えるかどうか。どういうデザインの葉書を選んでいるかセンスというか人柄が出る。この一枚で一つの完成形だからLINEじゃ味わえないよ。