0323 サンライズ出雲旅 出雲到着編
寝台列車に乗るのは、初めての経験でしたが、意外とよく眠れました。
岡山駅で、高松まで行くサンライズ瀬戸と、出雲市駅まで行くサンライズ出雲の切り離しがあるのでそれまでにはちゃんと起きようと思っていました。
サンライズ車内は、ソフトドリンクの自動販売機しかないのですが、どうしてもホットコーヒーが飲みたいなぁと思って、駅のホームを走ります。なんとか温かい缶コーヒーを買うことができました。
以前は、事前予約制で、岡山駅限定の朝ごはん弁当を売っていたこともあるそうですね。コロナ禍でいろいろなものがなくなってしまったのかしら。
わたしが乗車したB寝台「シングル」は、ベッドしかない狭い個室ですが、足を伸ばして横になれるだけで、充分な広さ。ストライプのパジャマが備え付けられています。
車窓を眺めながら、ゆうべ東京駅構内の紀伊国屋で買っておいたカツサンドとドイツパンのサンドイッチをいただきます。本当に素敵な風景。
岡山から出雲市までが、思ったより長く、しかも移り行く風景を楽しませてもらいました。サンライズ出雲は、もちろん出雲市発東京行き、という上りもあるのですが、朝から、伯耆富士といわれる大山や、宍道湖などを眺めることができるのは、下りの醍醐味かなと思います。
ゆうべ並んで買ったシャワーカードは、朝に使いました。お湯が出る時間は6分間ですが、途中で止めることができるので無駄がありません。ボディソープとリンスインシャンプーが備えつけられています。ドライヤーも完備しています。朝からさっぱり観光に向かうことができます。
車内のアナウンスは、進行方向に大山が見えます、しばらくは宍道湖畔を走ります、など、旅情あふれるものでした。
名残惜しいですが、定刻通りに出雲市駅に到着です。 長い距離を走る路線なので、定刻につかないこともよくあるそうです。
あまりに素敵で帰りもサンライズで帰りたい!!と思いましたが、思いつきで乗れる列車ではないので。。 悲しいけど、帰りは飛行機です。
12時間の素敵な旅でした。