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デッキ紹介【Super-ALL-IN!】
きっかけは3月。大須観音193ストレージにて
こいつは使い予定はないが、名前とイラストがかっこよすぎて買った
— ドリア (@doria_lasagna) March 24, 2024
スーパーオールイン! pic.twitter.com/FtOQyTanof
ウルトラが映えててかっこいい!んで使いたくなったこのカード
「Super-ALL-IN!」 その和名は"超勝負"といいます。
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要約すると「Sモンスターを戻して、花札衛4体蘇生。1ドローが花札衛じゃなかったら超ヤバい」です。
強力だけど超勝負するには、クリアする課題が山積みでした。
クリアすべき課題
Q1.どう花札衛4体を用意する?
Q2.デッキトップに花札衛どう仕込む?
Q3.場にSモンスターの用意
Q4.そもそも超勝負をどう手札に持ってくる?
3と4はともかく、1と2はデッキの根幹に関わってくるので、その解決から考えていくことに。
ー【Super-ALL-IN!】デッキレシピー
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Q1.どう花札衛4体を用意する?
A.《花札衛-月花見-》を矢継ぎ早にS召喚する。
メインにそんな花札衛入れたくなーいと思うのが、決闘者の性です。出来ればEXのモンスターで済ませたい。そこで《花札衛-月花見-》。
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レベルが違えど素材さえ用意できれば、②の効果で☆2×3と連続でS召喚できます。ついでに1ドローする効果(名称1なし)もある。次のドローフェイズをスキップしてしまいますが、1ターンに何回も出すことで踏み倒せます。お得です。
ー月花見連続召喚の儀
じゃあ月花見をどう3体用意するか…。そうですね《ドッペルウォリアー》の出番です。
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此奴は素材になると2体トークンを出します。ドッペル含む3体で月花見→トークン2体生成+月花見でさらなる月花見をシンクロ…という流れ。蘇生札でドッペル再度出して…とかで3体召喚を目指します。イメージは以下の通り。
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実際は月花見のドロー効果により、追加の蘇生札や《H・Cモーニングスター》など場に出やすいモンスターが引けてることが多く、さらなるシンクロをしていきます。
ー初動の話
上記の動きをするための初動の話。イゾルデから動きます。
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メルフィキャシィーは《マタタビ仙狸》をサーチ。先程の展開イメージにつなげます。他には《メルフィー・ラッシィ》《金華猫》が候補となります。役割は追々。
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イゾルデをつくるやつとして【H・C】を採用。後述する《H-C ヤールングレイプ》の召喚にも一役買うほかサポートもうけられます。
特にモーニングスターは先述の通り特殊召喚しやすく、ドッペルを蘇生できる《ヒロイック・コール》をサーチできるのも良き。
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Q2.トップに花札衛どう仕込む?
A.仕込まない
仕込むのやめました。諦めの境地クリアマインド。
トップに仕込むカードは《超勝負》を引くまでは持て余しがちです。《超勝負》自体がサーチしづらいのもあり、両方揃えるのを待つのは窮屈な決闘になりそうだと感じました。どうしよか
《超勝負》はギャンブル系には珍しく「成功したら〇〇」ではなく、「超絶効果→失敗したらデメリット」なカード。そこでデメリットを回避する方向にシフトしました。
デメリットはモンスターの全破壊そしてLP半分。
ゆえに《H-C ヤールングレイプ》や《花札衛-雨四光-》の場に破壊耐性を付与すれば、トップがはずれても、OKです。
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クリアの条件が、トップに仕込む→耐性持ちを用意する に代わりました。倒されても蘇生すればいいので、伸び伸びやれそう。
―ヤールン、雨四光、どう出すん?
ヤールングレイプは
・《H・Cナックルナイフ》のレベル調整
・《金華猫》でリナルド蘇生→《キリビ・レディ》回収
の2パターンで☆1戦士を揃えます。他だと《花札衛-松-》とかでなんやかんや
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雨四光は主に《メルフィ・ラッシィ》の効果でシンクロする想定です。ラッシィは他に月花見、トライエッジマスターを出すのに優秀
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相手の動きがやばそうなときorちょい余裕あるときにキャシーで引っ張ってくるイメージ
ーおまけー
Q.【花札衛】に雨四光がいるならわざわざヤールン使わなくても良くない?
ヤールングレイプの採用理由は、「雨四光はお世辞にも出しやすいモンスターでは無く、"超勝負を打つ前に雨四光を出す"のが必要条件になるのは、回してて息苦しくなりそうと思ったから。」「なので、超勝負の狙いかたに幅を持たせたほうが回し方に余裕ができて決闘が面白くなりそうだったから。」「ヤールンが比較的出しやすく、使ったらなんか強かったから。」などと供述しています。
ヤールングレイプは他にも、戦士族の蘇生と打点強化、LP回復効果もある強力なモンスター。特にLP回復は超勝負のLP半減のデメリットを緩和する役割もあります。
(ちなみに、超勝負のデメリットで一体でも破壊されれば、LP半減します。誰も破壊されなかったらLP半分のデメリットはありません。)
Q3.場にSモンスターの用意
ー2024/04/09
デッキもまとまってきたなーな頃、こんなカードたちが登場しました。
【更新情報】「Vジャンプニュース」更新!
— 【公式】YU-GI-OH.jp (@yu_gi_oh_jp) April 9, 2024
Vジャンプ6月特大号掲載記事:第3回 『INFINITE FORBIDDEN(インフィニット・フォビドゥン)』の収録カードを公開!②#遊戯王 #OCGhttps://t.co/J6nS47yjAo pic.twitter.com/d5KsPchJCE
【白き森】です。都合のいい新規です。私が発注しました。
まず《白き森の妖魔ディアベル》。
月花見を素材に使うと魔法罠を回収できます。「Q3.場にSモンスターの用意」するやつとして最適です。これで超勝負を拾うと、場にSモンスターがいる状態ゆえ、そのまま撃つことができます。スゴい
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ーおまけー
超勝負は効果でSモンスターを戻すので、チェーンされてSモンスターに除去をもらうと不発になります。
しかしディアベルが居れば②の効果をさらにチェーンすることでSモンスターを供給できます。地味に超勝負の弱点をカバーしている。スゴい
次に《白き森のシルヴィ》
《白き森のいいつたえ》→《白き森のルシア》経由でランク4が組めます。これで《BK-キング・デンプシー》を立てることでイゾルデへと繋がるので初動にもなります。スゴい。
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さらにシルヴィ、ルシアは墓地蘇生が可能なチューナーなのでドッペル・ウォリアーとも相性抜群です。とてもスゴい。
これでデッキの大枠が完成しました。
Q4.超勝負をどう手札に持ってくるの?
A.頑張る。引けるまで引く。
白き森の登場で、いなしながらドローしまくって引きに行くことが可能になりました。月花見の展開後に以下のようなの引いていればいいなって気分で回します。そして随時ディアベルで回収しながら、超勝負の時を待ちます。
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ー発動せよ!超勝負!
さてあとは打つだけです。発動させよう超勝負。月花見3体+花札衛1体を蘇生します。ついでに1ドロー。月花見が3体並んでいるので、各効果でさらにドロー!ドロー!!ドロー!!! 楽しいね。
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ーフィニッシャーの話
確かに楽しいんですけど、超勝負しただけでは勝利とまではいきません。そこでフィニッシャーとして《天穹覇龍ドラゴアセンション》を採用。《D・イヤホン》を経由して召喚。アセンション+イヤホンの高火力で殴るのを終着点としました。
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月花見まで行けるのもポイント高い。
■その他のEXカード
紹介してないやつから2枚紹介
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《SPリトルナイト》
うわっ!エグいカード入れてると思ったそこのあなた、ちょっと待ってほしい。話を聞いてほしい。
このデッキは、ある程度場を開けないと、超勝負自体が打てなくなる悩みがあるので、出しやすいリンク2が必要でした。(4体蘇生しないといけないので)
そのなかでもリトルナイトは場を開ける効果を持ちながら、かつ戦士族なのでヤールンの耐性を受けられるため採用しています。
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リトルナイト+ヤールングレイプ実際めちゃ強力です。
ほら、ね。エグいでしょ。
《トライエッジ・マスター》
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月花見orラッシィから出すことで効果全部使う。ドロー効果も嬉しい。戦士族なのも都合がいい。
■その他のメインデッキカード
・魔法罠カード
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私もドロー効果の価値を上げるために素引き前提のカードは積極的に取り入れるべきだと思うよ。
《トップシェア》
好きなカードを置いて月花見でドローのイメージ。たまに超勝負用に使う。択は多いほうが良い。
《ブラックホール》
自分の場を開けつつ、相手に触るカード。強い
《貪欲な壺》
EXデッキがすぐ溶けるため。ドローも重要。強い。
《死者への供物》
ドロースキップの共有。速攻魔法なの強い。
《死者蘇生》
ターン1ないのが強い。
《フェニックス・ギア・ブレード》
イゾルデの装備魔法枠であり、白き森のコスト枠。最終的には花札衛の連続攻撃に。
《刺し違GUY》
場に戦士族は大抵いる。相手に触れるカードであり、ドローもできる。
《無謀な欲張り》
ドロースキップの共有。2ドローは強い。
《BK チーフセコンド》
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戦士族の守り札。ヤ―ルンで蘇生したデンプシーの効果で持ってくるイメージ。白き森の蘇生に合わせてドッペルをだして不意に条件を満たせるとオシャレに使ってる感があります。
・メインの花札衛
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最初は極力花札入れない方向で考えていました。4体目用のー松ーだけでいいやと。
でもふと思ったんですよね。「このデッキ全然勝負してないじゃん…めっちゃ準備万端やん…」と。そういうコンセプトだから当然なのですが。
しかし準備完了できてないときにダメ元で打とうとしても、100%はずれると分かってたら悲しい…。いつか本当に勝負しないといけない時のためにも多少入れることにしました。
…というのは半分冗談で、
・花札衛が多少除外されても大丈夫なように
・花札衛らしさも残したほうが楽しそう&強そう
なので数枚採用しています。実際月花見の効果で引くと盛り上がる。
《花札衛-松-》
イゾルデから出す第2候補。出力しやすいので超勝負の蘇生先の最有力。
《花札衛-松に鶴-》
アタッカー。ワンチャンドローもできる。出せた決闘は結構有利。
《花札衛-柳-》
墓地の花札衛を戻し1ドロー。堅実でよい効果。
《花札衛-紅葉に鹿-》
ワンチャン相手のカードに触れれる奴。破壊効果あっても、このカードに対してチェーンはしないだろという自信がある。
ちなみに「このデッキ全然勝負してないじゃん」は言われたことありません。杞憂でした。「花札テーマなのに、米版使ってるんですね」とは言われたことあります。正論パンチ👊
■終わりに
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いかがだったでしょうか。このデッキかなり結構だいぶすごく気に入ってて、4月末に組んでから、この2024年ずっと使ってました。
超勝負を打つという命題のもと、「花札衛」「H・C」「メルフィー」「白き森」《ドッペルウォリアー》周りが終始噛み合ってる気がします。なんやかんやで《ゾンビキャリア》《トップシェア》によりトップ仕込みの要素も選択肢として残ってるのも良き。
このデッキはドローフェイズをスキップするのも相まって、無理やり超勝負打たないと最終的に手札が枯渇してジリ貧になることも結構ありまして…しょっちゅう無理やり場を開けて超勝負したりします。しないといけなかったりします。
そうした部分が結果として、回すなかでコンセプト部分の蛇足感がなかったり、プレイングで未来が変化する面白さがあるのかなと思っています。
さらに超勝負打つと盛り上がるのもそうですが、その前の月花見の連続召喚の時点でこのデッキのらしさが見せられるのが、いい感じなのかもしれません。
ドローはやっぱり楽しい!!
ここまで長いこと読んでいただきありがとうございます!以上、花札のルールは全然知らないドリアがお送りしました!それではまた次のデッキで!