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デザインの仕事

大学を卒業してからずっとデザイナーとして商品を企画してきた。
それまでデザインの勉強をしてきた訳ではなく、普通の文系の大学を卒業した私が、単に就職したスポーツアパレルメーカーでデザインを担当することになっただけなので、
「仕事は何をしているんですか?」と質問されると
「デザイナー」と返答することが気恥ずかしかったのを覚えている。

それは、日本でデザインの仕事というと、美大や専門学校出身で、美的センスがよく、デザイン画が描けてパターンが作れたり、といった小手先の技術のある人の仕事と思われていて、デザインの本来の意味である「形にする」とか「設計する」という意味で使われていないことが背景にあると思う。

デザインの仕事が、問題を解決するため、新しい需要を作るために   「発想して、設計すること」であるならば、それは商品をデザインすることだけでなく、たとえば営業だとか、経理だとかの部門であっても、デザインしていくことは重要だし必要なはず。

私は小さい頃から、アイデアを出したり、物を作ったりするのが大好きで、
たまたま大卒で出会ったデザインの仕事が自分には本当に合っていると思っているし、私の強みの1つだと思っている。
そして、今までは所属している会社の商品をデザインしてきたが、これからは、自分ならでは発想で、自分のブランドのデザインをしていきたいと思う。
娘の学校は今日から2学期。
私もこの9月から気持ちも新たに頑張りたい。

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