なぜマーケターになったか?
はじめまして、Naokiと申します。
唐突ですが、2024年5月から新しい挑戦を始めます。
その挑戦は私にとって大きな分岐点になるので、このタイミングで『なぜマーケターになったか?』を振り返ろうと思い、noteを書くに至りました。
長文になりますが、是非お付き合いいただけると嬉しいです。
中学時代
私は1992年に大阪で生まれました。幼稚園、小学校はクラスの中心っぽい位置にいて、みんなと楽しく過ごしていました。
しかし、中学校に入学すると様子が一変します。私の入学した中学校は本当に、本当に治安が悪かったのです。私の小学校の友達も入学に合わせて、(生存本能が働いたのだと思いますが)どんどん悪くなっていきました。
どのくらい治安が悪いかというと、同級生Aは女性の先生に暴力を働き、同級生Bは近所のおばあちゃんからバッグを盗んだ様子が監視カメラに映り鑑別所へ行き、卒業生の方々はバイクで乗り込んできて職員室の窓ガラスを割り、その破片をプールや運動場に撒き散らし、中学校の稼働を止めるくらいの状態でした。(いま書いていて思いましたが、完全に異常ですねw)
この中学校におけるヒエラルキーがどうなるのか?というと、①喧嘩が強いやつ、②悪いことできるやつ、③めちゃめちゃ面白いやつ(大阪なので)の3つの属性がクラスの覇権を握ります。
そして私はそのどれにも当てはまっていませんでした。
当時の私の考えとしては、この荒れた中学校を無事卒業するために、悪い集団に目を付けられないようにしながら、近い友達と楽しく過ごすという意識で学生生活を過ごしていましたが、それによって『人(ヤンキー)の目を気にする』という特性?弊害?が私の真ん中に強く刻まれました。
例えば、授業中に先生が「これわかる人〜?」と聞いても誰も手をあげません。仮に手をあげた場合は、ヤンキーからイジられる、最悪の場合は調子に乗っているということで、良くない目に遭うからです。
私は授業などでアウトプットできないまま、自分の中で考えをグルグルと回すことが多くなり、それによって『考えを巡らせる』というもう一つの特性?弊害?が刻まれました。
上記2つの特性はコンプレックスであると同時に、①相手の立場に立って考えられる②広く深く思考できるという、マーケターにとっては最も重要なソフトスキルとして、もう少し先に昇華されます。なので私、マーケティングが大好きなのです。
高校・大学時代
そんなこんなで、イジメの被害等に会うことはなく中学校を卒業しました。
そして高校はヤンキーがいない程度の高校に進学し、ここでも色々あるのですが、長くなりすぎるので高校生活は割愛します。結果、1浪して同志社大学に入学することになります。
大学時代はサークルやらバイトやらに時間を費やす、一般的な大学生でしたが、その生活の中でマーケターになりたいと強く思うきっかけとなった『京都学生祭典』に出会います。
京都学生祭典とは、学生が中心となり開催するお祭りです。1年間みっちりと準備をし、京都府や企業のバックアップも頂きながら、平安時宮を貸し切って行われます。当日は、学生のバンドやよさこい、ダンスのパフォーマンスがあったり、出店があったりします。
そこで私は偶然お祭りの来場者数を増やす『広報』という役割を任命され、これが転機になります。
広報として、なぜ1年をかけて祭りを作るか?どんな人がどんな想いで携わっているのかを聞いていくうちに、『この祭りはもっと多くの人に広がるべき!!!』という気持ちがどんどん強くなり、学生の1年間に報いるためにも、この祭りの認知を、来場者数を爆発的に増やしたいと思うようになっていきました。
そして私は来場者の視点に立って、ひたすらに思考を巡らせました。
これまでの情報発信では、SNSをあまり活用できていませんでした。加えて、発信内容といえば、こんな出店がありますよー、こんなダンスサークルがありますよーという、祭りのコンテンツにフォーカスを当てたものでした。
しかし、この祭りの魅力は出店やダンスのクオリティではなく、努力している学生なのではないか?であれば、もっと祭りの作り手である学生にフォーカスすべきでは?という考えに至り、情報発信の方向性を大きく変え、SNSを中心に学生1人1人にフォーカスをした情報発信に切り替えました。
そしてSNSが爆跳ねし、とんでもない数の来場者が当日、お祭りに来ていただける結果になりました。(下記みたいな感じでやってました!)
そして当日、たくさんの来場者の笑顔や作り手の懸命な表情を見ながら、本当に最高だなー、頑張って良かったなーと思っていました。
自分のコンプレックスでもあった①相手の立場に立って考えられる②広く深く思考できるという特性が強みとなり、大勢の人の幸せな顔をつくれたことが感慨深く、これを仕事にしたいと思いました。
『素晴らしいものを多くの人に届け、幸せをつくる仕事』それってなんだろう?調べていくと、マーケターという職種にぶつかり、就活の末、マーケティングリサーチを行うMacromillという会社に入社する流れになります。
現在
そして現在も、過去の考えと大きく変わらず、『その時代に広がるべきものを、あらゆる方法で届けきる』ことを使命として、キャリアを歩んでいます。
マクロミルでリサーチ営業として従事した後は、NAKEDというクリエイティブの会社で自社イベントのマーケティング、さらにスキルを磨くためにAnker Japanに転職。そして30の歳を機に独立し、フリーランスのマーケターになりました。
しかし、上記の使命を果たすには、現在の働き方に限界を感じています。どれだけ工夫をしても、携われるサービスは両手の中に収まってしまうからです。
しかし、まだ見つかってない素晴らしいサービスは世の中に多くあります。私はもっと、もっと、もっと世の中に届けたいのです。
そんな考えで、来月から新しい挑戦をします。この行く末がどうなるか分かりませんが、過去のコンプレックスであり、現在はマーケターとして最も強みだと胸を張って言える、①相手の立場に立って考えられる②広く深く思考できるを活かして、尽力していきたいと思います。
最後に
こんな乱文を最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。いいじゃん!と思っていただいた方は、Xを日々更新しているのでフォローや、コメントいただけると嬉しいです🙌
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それでは、ありがとうございましたー!!!
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