デザインスタイル_2
前回の記事はこちらから。
2.デザイン提案について
プレゼンテーションには様々な手法があり
マニュアル化されているところもあればクライアントの業種や
付き合いの長さなどによって都度変えているところもあります。
一番多いのはスケッチ、3Dパースを取り入れた立体的な空間構成を提示する
デザイン資料とマテリアル資料、参考画像となるイメージデータをセットにしたものが手法として大きく取り入れられているのではないでしょうか。
稀に他社さんのプレゼン資料を拝見することもありますが
緻密に構成されていたりラフに空気感を伝える内容だったり
100あれば100通りの一つとして同じものはないので見ていてとても面白く
自身が施主になった目線で見れるので
なるほど、こういった目線からのアプローチなんだ
とか
なんでこの部分の視認性を上げないんだろうな
とか
感じることは様々。
資料を出して後は目を通しておいてください
ということではないので口頭説明を付随することも想定した上での
構成となっているはずなので資料だけでは判断できないのも事実。
履歴書と同じことが言えると思います。
(しかしそれで判断されてしまうのも事実)
最後に履歴書を書いたのはいつだろうと
思い返しても思い出せないぐらい就職活動とは無縁の私です。
という余談も挟んでおきます。
スーツも持っていませんから。
さて。
私のプレゼン資料はというと、どうなんでしょう
この仕事を始めた時から少なくとも提案ということに対しては
手法を含めた変化もありますが
同じ手法を採用している方はあまりというか見たことがないです。
(空間デザインのプレゼン資料に限り)
20代の頃に比べて大分丸くなったと言われる私ですが(太ったわけではない)
その当時の方がかなり抽象的だった記憶があります。
例えばこんな感じでした。
資料は多くて数ページ
コンセプトは口頭説明
凝縮したイメージカットを1枚
少し補足したい時だけ質感や空気感が伝わる画像を追加
以上。
長ったらしいのが好きではなく
何を伝えたいかが重要なので凝縮に凝縮を重ねたソリッド構成
伝わればいいですからね、結局。
という感じです。
少なからず今もその名残がありますが光栄なことに規模が大きい案件なども
手掛けさせていただく機会も増え
必然的に打合せする人数も比例して増えるので
そこに対峙する皆さん全員に少しでも理解と
自身の考えをより伝えるということも必要になってきたため
構成を変化させ見やすい(?)資料というのも意識する様になってきました。
空間デザインの打合せだからといって参画している全員が
経験値があるわけではないので知見がある方から
初めてです!という方までいらっしゃいますので
どうしたらより伝えることができるかということを念頭に置いた結果です。
とだらだら書いてたらまだまだ書くことが多いことに気づきまして
ここで折り返し地点にも辿り着いてないので
一旦今回はここで切り上げます 笑
この続きは次回にて、現在実際に行なっている提案方法について
書きたいと思います。
なんか見たことのあるデザイン資料ではなく
共に創造できるモノを軸に空間を作りたい!
抽象的を全面に出したプレゼンを見てみたい!
という方、年中無休でお仕事のご相談とご依頼を受け付けておりますので
是非お気軽にご連絡くださいね。