直島町議会を傍聴した
2024年3月7日(木曜日)晴
【仲春・啓蟄の初侯】第七候・蟄虫啓戸・三日目
今日は直島町議会の傍聴に行きました。
あの特徴ある町役場の一番上に議場があります。
傍聴席の入り口にはレジュメもあって閲覧できます。
報告を聞いていると、去年のお餅つきに2回触れていたりして、米作りプロジェクトの存在感を感じました。
2年前に傍聴していた時のメモを見ると、姫宮の第2期町営住宅地の工事予算について話されており、その時は自分ごとになるとは思っておらず、今読むと感慨があります。今回は造成後の報告で、8区画中4カ所分譲済み、第1期の土地が1カ所返還とのことで、本当に返還ってあるんだと思いました。
移住者の数は5年で500人程度、 現在の町民は2937人だそうです。数年間3000人前後をキープとのことなので、500人の移住者がいても、500人は出て行っているということになりますね。フローが多いんだ。
以下、面白かった報告や質問をいくつか。
・町長が四国新幹線を整備事業に格上げしようという集まりに参加している。つなぐんも来るんだろうか。
・京大東大の先生方が17人で直島を訪れ、ウェルビーイングの研究をしようと話している。
・条件が平等でも結果が得られなければ、公平ではないという講釈。
・令和5年度のイノシシ駆除数は74頭。
・おなじみのレッドバードは乗組員がいないのでまだ運行できない件。
・吉野石膏が撤退するけれど、四国汽船の運賃は上がるのか?
・収縮 拡充という意味の、縮充という言葉を覚えた。
・生協は黒字
・直島に空飛ぶ車が来るかもという件は、町長は一切聞いていなかった。
・役場は30年以内に80%の確率で南海トラフの災害が震度5〜6程度で起きる前提で色々考えている。
・災害対策で、いつか2300万円のトイレトレーラーが買えたらいいね。
・さっちゃんが農業委員としての長年の貢献を表彰されていた。
・直島は工業(三菱マテリアル)漁業(養殖)観光業(ベネッセアートサイト)の三本柱の島。
報告は抜粋なんだけど、議会からの質問があると担当の人は報告以上の情報をちゃんと持っていて、詳しく答えが返ってくるのが面白かった。
傍聴していて思うのは、介護保険や医療に関して自分がちゃんと興味を持てていないんだなあとか、議場は劇場のようで、でも起きていることはフィクションではないだなあという点。
いろいろ思うことが多く、傍聴してよかった。
あと傍聴席で山陽新聞の記者さんとお友達になりました。
ではまた明日!