マルカン大食堂、アルテマルカン、ココス、レゴファルコンの日
2024年3月28日(木曜日)晴
【仲春・春分の次侯】第十一候・桜始開・四日目
遠野に帰ってくると行きたくなるのが花巻のマルカン大食堂。他のものを頼みたいのだけれど、いつもナポリカツを頼んでしまう。マルカン大食堂の心温まるストーリーについては以下の本にくわしいのでお勧めです。
落ち着いた照明の店内に、北西の大きな窓から柔らかい光が入る。真横から射すこの光が料理にあまり見たことのない陰影とハイライトを作る。懐かしさを感じる店内オペレーションと相まって、夢のよう。
最上階のレストランから一階に戻る際、往時の写真がパネルになって展示されていた。その中に25年前にデザインしたナムコのスイートランドの写真があってびっくりした。なつかしい。手元には写真も残っていなかった。お菓子にブルーを使うの?と言われながら製品にした。ブルーとイエローとピンクで作ってみたかったんだよな。店舗からは好評だったと聞いている。てっぺんについているはずの空と雲のドームが欠けているね。
食事の後は近くのアルテマルカンの本屋さんでハヤカワSF文庫の「折りたたみ北京」を見つける。読んでいなかったので買った。「三体」のネットフリックスドラマ化の影響は大きいようで、平積み。デューンも映画の影響で並んでいた。テッドチャンの「息吹」が並んでいるのもなんとなく映像作品繋がりということなのかな。息子はホーガンの「星を継ぐ者」を手に取っていた。タイトルはよく聞くけど読んだことがないとのことなので、お勧めしておいた。
お茶を飲みながら1時間くらい本を読もうと提案したところオッケーとなり、奥さん行きつけのココスに連れて行ってもらう。お運びロボットのココミちゃんとココッス君がいる。しかもココミさんは副店長。2人が料理を運んできてくれてから「ごゆっくりどうぞ〜」と言いながら帰っていくのがけなげ。出してくれたピザは懐かしのシェーキーズの味によく似ていた。1時間ほどで折りたたみ北京を読み終わり、おうちに帰る。
本を買ったアルテマルカンの2階にはおもちゃ屋さんがある。先日大きめのミレニアムファルコンを堪能したばかりなのに、またファルコンの新製品が出ている。ミニフィグを乗せる呪縛から解かれたのか、実に手頃なサイズ。「楽しみはプライスレスでは?」と息子に言われ、狙われてるなーと思いながら買った。
この日記は心に思うこと、世の中に訴えたいこと、聞いてほしいことを書くためにお正月から始めたはずなのに、そういうことを全然書いていない。かなりお買い物日記になっている。なぜだろう。人生のそういう季節なのか。
家に帰ってきてから、息子とファルコンを組み立てる。適度なデフォルメが効いていて、かわいい。大きさは1/144くらい。
組み立てると全く見えなくなってしまうんだけど、内部にくすぐられる部分がある。
愛だ・・。
お花の写真を撮って寝る。
チューリップかわいいね。
ではまた明日。
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