MORE FIRE HERE初参加レポ (初心を忘れないため用)
2018年3月17日、待ちに待ったMORE FIRE HERE。
4年前のグラスラナイトは公演を知った時には既にチケットが売れ切れており参加できず、正真正銘、解散ライブ以来21年ぶりの生グラスラである。友人のアドバイスに従って入場と同時に柱が死角にならない上手奥へ。ざっと見、6・7割で女性客の方が多い。
ライブは定刻18時を10分ほどまわったところでスタート。客電が消えてメンバーさんがステージに現れる。
ルディ・BANちゃん久しぶり!(一方的に)
ライブはEARTHSHAKERからはじまった。ルディが弾くシェイカー貴重。マーシーのMCも絶好調。楽しい。全然平気だ。このまま最後まで楽しくいけるんじゃね?と思った。(この段階では)
フラットバッカーやる時「年齢順だからグラスラなんてもっと全然あとあと!」と、マーシー。完全に若造扱いである。
ところが、、、「全然あと」って言ったのに、その時は突然訪れた。
何のMC紹介も前触れもなく聴き慣れたI wanna touch you の前奏がはじまった。ルディがグラスラを弾いてる!!! BANちゃんの口元がI wanna touch youの歌詞をなぞりながら動いてるのが見えた。嬉しかった。
離さず握り続けてきたグラスラ。ステージから放たれた「今」のグラスラと「今まで」のグラスラが強く結びついた瞬間だった。心の中の熱い想いが大きなうねりをあげて一気に沸騰するような高鳴りを感じた。勝手に涙がこぼれてきた。拭う時間すらもったいなくてそのままにしていたら、2滴・3滴めも流れてきた。それも放置した。
続くグラスラ2曲目は FARAWAY。BANちゃんはブログでこの曲の時に「皆が歌ってくれた時 不覚にも泣きそうになってしまいました」と書いていたけど、私はここでそこそこ持ち直した・笑 ♪SO FARAWAY♪のコーラス部分を一緒に歌った。周りのファンの方も歌っていた様子だった。
FARAWAYの演奏がゆっくり消えていくのと並行するように次の曲がはじまった。ONCE MORE KISS。ある時期、私はずいぶん長い間この曲を目覚まし代わりにして起きていた。グラスラで一番好きな曲だし一番たくさん聞いた曲だし、とにかく別格の曲。あまりにも普段から聞きすぎていてライブ中であることを忘れた。状況が分からなくなった。“あーこの曲すっっっごい知ってるわー。あれ? ここ、どこだっけ??” 前奏が流れている間ずっと呆然としたまま宙を眺めていた。ステージ後方のハコのロゴ、Zher the ZOOのZOOの文字だけがぼんやりと視界に入っていた。(もはや夢遊病者)
歌い出し。マーシーの歌声に肩をポンと叩かれた気がした。と、同時に我に返った。終わってみて振り返ると、終始マーシーの歌声が私に現実味を与えてくれていた気がする。
ONCE MORE KISSの演奏は続いていた。
今となってはどの時点だったもさっぱり覚えちゃいないんだけど、曲の途中BANちゃんが上手にやってきた。そして、ルディの身体にコツンと当たって寄り添った。ルディが “ん?” って顔しながらBANちゃんを見た。二人でニッコリと微笑み合った。背中合わせになりながら演奏した。グラスラの二人…。大好きな二人…。こりゃダメだ。よりにもよってONCE MORE KISSでかよ!涙腺崩壊。フロア中に悲鳴に似た歓声が聞こえたけど、自分が崩れたせいですぐに何も聞こえなくなってしまった。子供のように泣きじゃくった。
これ以降の記憶はぜんぶ欠落。気づけばONCE MORE KISSの演奏は終わっていた。はーもったいない。
3曲やったところでグラスラ曲はいったん終了。
ひどく疲れた。こんなに幸せに溢れた疲労があるだろうか。
中盤はシェイカーのお馴染み曲や44MAGNUMが続く。
後半1曲めのグラスラは直球バラードのTell me。
マーシーが「いい曲やね」ってBANちゃんを褒める。直立不動でペコリとお辞儀するBANちゃん(かわいい) この頃にはすっかり平静を取り戻していたので、Tell meは満喫。ほんと、いい曲だねぇぇぇ。。
後半2曲め、最後のグラスラナンバーがWITHOUT DREAMS。
シェイカーも「夢」を歌詞にした曲が多くある。個人的にはこの曲が一番マーシーの声に合ってたと思う。マーシーらしい選曲で楽しく聞くことができた。
記憶に残るライブだったなぁ。グダグダになってしまった前半3曲のリベンジをしたいので、来年もぜひ東京開催をお願いしたいです。
最後に、あの場所に居たすべての皆様へ。
たくさんの幸せをありがとうございました!!
またお会いできる日を楽しみにしています♡