音楽 リズム感
こんにちは、konyujiです。美味しそうなクッキーなのに、本当にしばらくは食べられそうにない…喉の痛みがおさまらない…その他は回復しています。
「わたしリズム感がなくて…」「本当にうちの子、リズム感がなくて…」
よく聞きます。世間はリズム感と拍子感をごっちゃにしてる気がしています。これも賛否両論覚悟の上で、
拍子感→時計
リズム感→ノリの良さ
だいたいのケースではリズム感が悪いのではなく、拍子感が悪いのだと実感しております。なので、拍子感について書いてみようと思います。
脳は騙されやすいのです。例えば、8分間で
A 椅子に座りひたすらボーッとしてください。
B お湯を沸かし、家のゴミをすべてのまとめて、手を洗い、沸かしたお湯でティーパックの紅茶を用意して、お米を3合研いで炊飯器にセットしてください。
B は、やり過ぎですが、(仕事しながら子育てはこんな感じですけど…)
いかがでしょうか?同じ8分間でもAとBではどちらが体感で長く感じると思いますか?
拍子感と関係ある? はい、あります。
4分の4拍子の場合
①1小節 すべて2分音符
②1小節 すべて4分音符
➂1小節 すべて8分音符
④1小節 すべて16分音符
最初にカウントを与えられ、その後カウントがないと初心者で正確に刻める人はほぼいません。
だいたい①は早くなりがち、②は1拍に対して音1つなので比較的正確。➂は1拍に音を2つなのに、少し乱れる人が増えます。④は1拍に4つ音を刻むだけなのに、たくさん剞まなきゃ!と焦り、拍子感が失われるパターン。
①が早くなるのは、長すぎるんじゃないか?と先程のAで何もしないと時間が長く感じてしまう脳のくせ。
④やることが多いと拍子感がなくなり、時計が無くなるのです。脳は忙しいので、時間を忘れます。
リズム感がないと悲しむ前に、メトロノーム80〜100で二分音符、四分音符、八分音符を刻む練習をするだけで、目に見えて拍子感と合わせてリズムを真似する力も改善する生徒さんが多いです。
これが俗に言うソルフェージュ力です。楽器の練習の他にソルフェージュを習うのがリズム感に苦労されている方には遠いようで近道なのかもしれませんね。
目に見えない音や拍子を言語化する難しさを感じます。最後までお読みいただきありがとうございます。