
推し馬 ジオグリフ 〜復活が待たれる皐月賞馬〜
イクイノックスに先着したことのある馬は、2頭しかいません。
1頭はダービーでのドウデュース、もう1頭が皐月賞で先着したジオグリフ(2019年生 牡)です。
そのジオグリフのことを、今日は紹介します。
◆ 私の想い
この3年の競馬界を最前線で牽引したのは、イクイノックスとドウデュースでした。その2頭をまとめて負かした唯一のジオグリフには、是非とも、もう一花咲かせてもらいたいです。
話が少し飛びますが、2025年の競馬界の盛り上がりには、現役で5頭いる牡馬クラシックのタイトル馬の活躍が必要です。
先日、ダノンデサイルがAJCCを快勝しており、ジオグリフも続くことを願います。
◆ 3歳(2022年)まで 栄光の皐月賞馬
彼は新馬、札幌2歳Sに連勝と、華やかなデビューを飾りました。その後、朝日杯FSではドウデュースに、共同通信杯ではダノンベルーガに敗れましたが、皐月賞には堂々の5番人気と有力馬の一角として参戦しました。
直線でイクイノックスを上回る末脚を見せ、またドウデュースの猛追を抑え込んで、2022年の皐月賞馬に輝きました。
一方、2024年末時点では、皐月賞を最後に、勝利の美酒を味わっていません。
3歳時は、ダービー、秋天、香港Cで敗れて終わりました。
◆ 4歳時(2023年) ダート戦線へ
年明け初戦のサウジCで4着と好走すると、この年は全5戦のうち4戦で、国内外のダートに挑戦します。
しかし、ダート適性が今ひとつだったのか、結果は伴いませんでした。
◆ 5歳時(2024年) 芝に再転向
芝に再転向して、5戦走ります。G2では馬券圏内に絡むも、G1では苦戦が続きました。
それでも安田記念では見せ場のあった6着、札幌記念は勝利に近づく2着、BCマイルでも5着と好走しました。
◆ 6歳時(2025年) いざ復活ロードへ
昨年の戦績から芝マイルに主戦場を定めたようです。年明け初戦は最重量斤量を背負うことを厭わず、東京新聞杯を選択しました。