マーキュリーカップの結果　～心底嬉しい、推し馬の復活勝利～

やりました！！推し馬で、ここ数年の日本ダート馬の海外遠征の道を開いた、クラウンプライド（5歳牡）が約１年ぶりとなる嬉しい復活勝利です。
心の底から嬉しいし、関係者の皆様に「おめでとうございます」と、「ありがとうございます」を贈らせて頂きます。

◆　レース展開
今年5月に岩手に転厩してから4連勝中のヒロシクン（5歳騙）が、2番枠を活かしてスタート直後から思いっきり逃げました。
クラウンプライドも好スタートを切ると、二の脚を使って1コーナーまでに内側に切れ込んで、2番手に付けました。ここまでの横山武騎手のエスコートが勝因でした。

クラウンプライドは道中そのまま2番手を維持するも、残り600ｍでヒロシクンをかわして先頭に立ち、4コーナーを先頭で回ってきました。他馬より3㎏重い斤量を考え、早めにトップに立ってゴールに流れ込むことを考えたのでしょう。
横山武騎手の作戦とクラウンプライドの実行力が、完璧に合わさります。

3着のロードアヴニール（4歳牡）は中団を進み、相手をクラウンプライドに絞って4コーナーの手前で前進し、内ラチ沿いを進んでクラウンプライドに迫ります。残り200ｍでは抜け出しそうな勢いでしたが、半年ぶりの実戦だった影響もあったのか、最後は脚が上がり、先頭に立つことができませんでした。

そこに道中後方2番手で進んでいたビヨンドザファザー（5歳牡）が大外から猛追します。最後の600ｍは他馬より1秒以上速く、クラウンプライドより2秒も速かったのですが、ハナ差だけクラウンプライドに追いつけませんでした。

3kgの斤量差があったとはいえ、G1常連のクラウンプライドに迫った2、3着馬の今後の活躍が期待できそうです。

◆　改めてクラウンプライドの紹介
昨日のハナ差勝ちの結果を見ると、G1で2着3回の実績を持つクラウンプライドが、格の違いで抜かせなかったという感じです。
改めて彼の戦績を見直したら、重賞勝ちはサウジアラビアと韓国で、国内重賞は昨日が初勝利でした。
そんな彼のここまでの道のりを、昨日の分も追記して文末に再掲しました。時間があれば、是非ご覧下さい。