ザ・ゴールデンイーグルの結果 ~各地域のスポーツ文化を楽しめる週末~
昨年オオバンブルマイが優勝したことで日本でも知名度が上がり、3歳マイラーの新たなローテーションになったザ・ゴールデンイーグル。
今年も、日本からアスコリピチェーノとコラソンビートの2頭の牝馬が参加しました。
◆ レース結果
フランス馬のラザットが好スタートからハナを切ります。大外枠から地元豪州の牝馬マカレナが積極的に上位進出し、2頭がレースを引っ張ります。激しくやり合っていたので、直線でバテるかなぁとみていましたが、そんな素振りは一切ありません。最終的にはそれぞれ2着と4着に入りました。
レース結果は中団内ラチ沿いで脚を溜めていた英国馬レイクフォレストが、昨年のオオバンブルマイと同じく、直線内ラチ沿いをスルスルと抜け出してゴール前で先行馬をかわしました。ラザットと共に欧州遠征組のワンツーフィニッシュとなりました。彼らはタフです。
◆ 日本馬
コラソンビートは五分のスタートを切ると中団外目に位置します。アスコリピチェーノはスタートで出負けし、後方からのレース運びとなりました。いずれも、直線での末脚勝負に賭けます。
しかし、コラソンビートは直線で伸び脚を欠き、最下位に沈みました。
アスコリピチェ-ノは直線大外を回って追撃するも、12着まででした。いずれも、稍重の馬場が堪えたのかもしれません。
来年以降の日本からの参加馬の有無は不明ですが、3歳マイラーにとっては、賞金額や国内のレースメニューを考えると、参加する価値のあるレースのような気がします。今後日本の競馬界を上げて、ノウハウや現地ネットワークを深めていくことになるんだと想像します。
◆ 競馬文化
今週末は米国、豪州、日本で日本馬が走っています。オールドファンは国際化が進んだと感心しています。一方、毎回同じことを思うのですが、各地域で競馬文化はそれぞれ独自の発展を遂げており、同じ競馬といっても、種類が違うなぁと感じています。
先日までワールドシリーズをテレビ観戦していて、野球とベースボールはどこか違うなぁと思っていたのと、似た現象なのでしょう。
スポーツは、その地域の特性や嗜好、歴史、つまりは地域文化で発展形が変わるんだなぁと、改めて納得しています。
最後は、意味不明なジジイの独り言をすいません(汗)