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大阪杯の結果 ~4歳勢の逆襲はじまる~

大阪杯は、4歳勢の一角べラジオオペラ(4歳牡)がゴール前のローシャムパーク(5歳牡)とルージュエヴァイユ(5歳牝)との激しい競り合いを制し、歓喜のG1初制覇です。
個人的な望みであった、4歳牡馬が活躍し中距離界の層が厚くなったことと、推し馬ステラヴェローチェが今後に繋がる4着に食い込んだという二重の喜びがありました。

1.ベラジオオペラ
べラジオオペラは昨春3連勝で皐月賞トライアルのスプリングSを優勝し、三冠クラシックの有力候補の1頭となりました。ダービーでは勝ったタスティエーラと同タイムの4着と惜敗しました。
昨夏は夏バテになって秋のG1には参加できませんでした。体調が回復した後、年末のチャレンジC(G3)を勝ち、年明けも京都記念(G2)で2着と好走しました。

2.横山和夫騎手
横山和生騎手がレース後のウィニングランで拳を何度も天に突き上げ、また勝利ジョッキーインタビューでも喜びを爆発させていたのが印象に残りっています。インタビューでは、ダービーの悔しさを忘れられなかったと話していました。夏バテ克服も大変だったと思います。横山和生騎手だけではなく、関係者の皆様、本当におめでとうございます。

3.中距離界
ドバイでも明確にイクイノックスの後継馬は決まりませんでした。しかし、ドバイシーマクラシックで優勝こそ逃したものの上位を独占しており、依然彼らドバイ遠征組が後継馬の最有力候補です。
そのドバイ遠征組が帰国してきます。ベラジオオペラはじめ、大阪杯の上位馬が彼ら彼女らに挑むのが、いまから楽しみです。
ポスト・イクイノックス時代を平定する王者探しは、まだまだ続きます。

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