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重賞の紹介 (チャンピオンズカップ、チャレンジカップ、ステイヤーズ S)

今週末から師走競馬となり、中山、中京、阪神の三場開催です。

重賞はそれぞれの競馬場で1つずつ、土曜日に第58回ステイヤーズステークスと、第75回チャレンジカップが行われ、日曜日には第25回チャンピオンズカップが行われます。

◆ ステイヤーズS (芝3600m @中山 G2別定)
数少ない長距離レースのため、スタミナ自慢のステイヤーが、複数年連続で参戦することが多いです。
今年も昨年の優勝馬アイアンバローズ(6歳牡)や、推し馬のミクソロジー(5歳牡)ダンディズム(8歳騸)などが、2〜4年連続で参戦します。

昨年の出走馬には、今春の春天馬テーオーロイヤル(6歳牡)や、メルボルンカップ2着のワープスピード(5歳牡)が名を連ねていました。
気の早い話ですが、来年の春天に向けたステイヤーたちの戦いの序章でもあります。

推し馬のミクソロジーが、長期休養からの復帰後3戦目となります。ここらで一発期待します。

◆ チャレンジカップ(芝2000m @阪神 G3別定)
過去10年で3歳馬が7勝し、その後のG1馬も輩出する出世レースです。昨年も3歳馬ベラジオオペラが快勝し、今春の大阪杯制覇に繋げました。

しかし、今年はダノンエアズロック(3歳牡)と、コガネノソラ(3歳牝)の2頭だけのエントリーです。
どちらかと言えば、4〜5歳馬が中心の印象です。その中で驚きの参戦は、先日のエリ女で2着と激走したばかりのラヴェル(4歳牝)です。よほど体調が良いんでしょう。

推し馬では、尾花栗毛の美しき逃亡者、バビット(7歳牡)がエントリーしています。今回は、ちょっと期待しています。

そして、今年の大注目馬は約19か月ぶりの復帰戦を迎えるボルドグフーシュ(5歳牡)です。彼は一昨年の菊花賞と有馬記念を連続2着、G1制覇も近いと思いました。しかし、翌夏に激戦の疲労がたまったことで腱周囲炎を発症し、長期休養に入りました。まずは、無事に復帰戦を走り終えることを祈っています。

◆ チャンピオンズカップ(ダート1800m @中京 G1定量)
最初は、ジャパンカップのダート版として「ジャパンカップダート」の名称で、2000年に設立されました。しかし、外国馬の参加は少なく、2014年にチャンピオンズカップに名称を変更しました。

それでもレベルの高いレースで、歴代優勝馬には伝説的な強豪馬が名を連ねています。

今年はここ2年間、ダートマイル絶対王者として君臨してきたレモンポップが、このレースを最後に引退することを発表しており、否が応でも盛り上がっています。

そこに「勝ち逃げは許さん」とばかりに、超豪華な挑戦者が出走を表明しており、大変な盛り上がりになること必至です。
詳細は後日報告します。

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