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ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ) 〜世界のトップ技術の共演〜

今週末、海外や地方所属のジョッキーを招待する「第8回ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」が、札幌競馬場で開催されます。

◆ 歴史
前身は、1987〜2014年まで開催された「ワールドスーパージョッキーズシリーズ」です。2015年に改編され、毎夏札幌で開催されることになりました。
また、改編時にはシリーズ名称もWASJに変更しました。ただし、コロナ禍により2020〜2021年は開催されていません。そのため、今年で8回目の開催となります。

◆ 今年の出場騎手
海外からはホー騎手(香港)、ティータン騎手(香港)、レーン騎手(豪州)、モレイラ騎手(ブラジル)、オシェア騎手(UAE)、サンチアゴ騎手(フランス)の6名が招待されました。

JRA所属騎手は横山典騎手、松山騎手、ルメール騎手、戸崎騎手、武豊騎手、川田騎手、坂井騎手の7名が選ばれました。

地方競馬所属騎手からは、兵庫所属の吉村騎手が2019年以来2度目の選出です。

◆ 競技内容
14名が土日それぞれ2レースずつ、計4レースで競います。
土曜日10R 芝1200m 2勝クラス
土曜日11R 芝2000m 3勝クラス
日曜日10R ダート1700m 2勝クラス
日曜日12R 芝1800m 2勝クラス

個人戦に加え、JRA選抜とWASJ選抜の団体戦も行われます。なお、地方競馬所属騎手はWASJ選抜に加わります。

個人戦はJRAの騎手が過去5回で優勝しています。ただし複数回優勝したジョッキーは未だいません。武豊、川田、ルメール、モレイラの各騎手が2度目の優勝を目指します。
また、団体戦はJRA選抜チームが7連覇中です。

◆ 騎手たちの夏の海外遠征
最後に、話が変わりますが、夏の期間に海外遠征しているジョッキーもいます。
8月10日に英国で行われたシャーガーカップに、JRAのトップ女性騎手である藤田菜七子騎手が、世界選抜の一員に選ばれて参加しました。

また、フランスに岩田望騎手と田口騎手の若手2名が遠征しています。岩田望騎手は昨年のWASJの優勝ジョッキーです。

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