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重賞紹介 (エプソムC、函館スプリントS)

怒涛の府中5週連続G1が終わり、今週と来週はG1もG2もありません。また、今週末からは年一回、6週間にわたる函館開催が始まり、府中と阪神の3場開催になります。
重賞は日曜日に第41回エプソムカップ(1800m @府中 別定G3)と、第31回函館スプリントステークス(1200m @函館 別定G3)が行われます。

◆ エプソムカップ
エプソムとは英国ダービーが行われる競馬場で、府中競馬場と提携しています。エプソムカップを足掛かりに、その後に重賞で活躍する馬を輩出する出世レースです。
昨年の覇者ジャスティンカフェ(6歳牡)は、昨秋のマイルCSで3着に入る大活躍をしました。しかし、彼は今春に屈腱炎を発症し、とても惜しまれつつ引退しました。

◆ 函館スプリントステークス
北海道シリーズの開幕を彩る函館スプリントSは、全6戦のサマースプリントシリーズの初戦でもあります。
斤量差を活かして、過去8年で牝馬が4勝、うち3回3歳牝馬が勝っています。斤量差の影響は小さくないので、これは別の機会にもう少し詳しく話したいと思います。

◆ サマーシリーズ
サマー〇〇シリーズとはG1のない夏競馬を盛り上げるための施策で、サマースプリント以外に、サマーマイル、サマー2000があります。それぞれ数レースずつの対象レースがあり、合計ポイントでチャンピオンを決めます。
また、騎手を対象にしたサマージョッキーズもあります。
2023年のチャンピオンは以下の通りです。馬齢は現在です。
・サマースプリント:ジャスパークローネ(5歳牡)
・サマーマイル:メイショウシンタケ(6歳牡)
・サマー2000:該当馬なし
・サマージョッキー:松山騎手

◆ 昨年の同週の結果

昨年、横山和騎手騎乗のジャスティンカフェがエプソムCを、横山武騎手騎乗のキミワクイーンが函館SSをそれぞれ勝ち、兄弟同日重賞制覇を達成しました。
また、2人の父親で先日の日本ダービージョッキーの横山典騎手もエプソムCで3着に入り、横山家族大感謝祭になりました。


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