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エリザベス女王杯の結果 ~歓喜の復活勝利!!~
本当に、本当に嬉しい、推し馬の完璧な勝利でした。スタニングローズ(5歳牝)が一昨年の秋華賞以来の勝利、2つ目のG1勝利をあげました。
2着も一昨年のアルテミスSでリバティアイランドを負かした後、不振が続いていたラヴェル(4歳牝)が復活の走りを見せました。
◆ スタニングローズ
彼女の推し馬投稿を加筆して、文末に再掲しちゃいました。しつこくてスイマセン。
彼女が気持ちよさげに、伸びやかに緑の芝生の上を走るのを見たのは久しぶりです。こういう復活劇を見るのは、とても嬉しいです。
彼女の世代のオークスと秋華賞の上位3頭は一緒で、わたしは3強と呼んでいました。その3頭が今秋、毎週主役級で登場してきます。
来週のマイルCSでは、ナミュールが連覇を目指します。再来週のジャパンカップでは、スターズオンアースが同じく復活勝利を目指します。
なお、昨日2着に入ったラヴェルはナミュールの妹です。これも面白い縁です。
3強の一角をなすスタニングローズは、昨日のメンバーの中では格が違ったというのが、走り終わった後の感想です。
◆ レガレイラ
昨日、単勝1.9倍と圧倒的な1番人気に推されたレガレイラ(3歳牝)は、5着に敗れました。スタート直後に外と内の馬に挟まれて加速できず、ルメール騎手の狙いよりも後ろに位置することになりました。
そして、道中外側に展開することができず、直線も内側でルートを確保することができず、最後は良い末脚を見せましたが、5着まででした。
ルメール騎手は直線でのコース取りが危険だったということで、過怠金が課せられました。
展開の詳報は明日報告しますが、彼女の能力の高さは疑いようがありません。しかし、馬群を突き抜ける瞬発力や、進路を上手に確保する器用さに、未だ成長の余地があるように感じます。
◆ プレビューで取り上げた馬たちの結果
夏の上り馬のうち、ホールネス(4歳牝)は大健闘の3着でした。シンティレーション(5歳牝)は距離が長かったのか10着でした。
気になる2頭のうちシンリョクカ(4歳牝)は4着でした。前目に付けるスタイルに変えてから、常に上位に入っています。昨日も惜しかったです。
ハーパー(4歳牝)は昨日も大敗、これで3戦連続のシンガリ負けです。他馬と競り合って一生懸命に走ることが嫌になっているのかもしれません。
◆ 最後に
昨日のレース展開には悲喜こもごもの運、不運がありました。それは、各馬が千載一遇のG1勝利のチャンスだと考え、ギリギリの競馬をしたことによると思います。
トップジョッキーの心理戦、技術戦が繰り広げられた、非常に高度なレースでした。
そのレース展開の中で、最もシンプルにスタニングローズを走らせた、クリスチャン・デムーロ騎手の簡単そうに見えて、高度な騎乗技術に感嘆しました。