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今週末の重賞紹介(サウジアラビアRC、毎日王冠、京都大賞典)
今週末からは府中と京都に舞台を移します。重賞は、土曜日に、2歳重賞の第10回サウジアラビアロイヤルカップが行われます。
日曜日には、第75回毎日王冠と第59回京都大賞典の伝統のG2が行われます。
◆ サウジアラビアRC (芝1600m @府中 G3)
歴史こそ浅いものの、過去9頭の勝ち馬のうち6頭はその後に重賞勝利、うち3頭は国内外のG1勝利をした出世レースです。代表格はG1を6勝したグランアレグリアです。
昨年の1、2着馬のゴンバデカーブース(3歳牡)とボンドガール(3歳牝)は怪我もあって、未だ今年になってからの重賞優勝はありません。それでも、共に実力は高く評価されており、今秋の注目馬です。
◆ 毎日王冠(芝1800m @府中 G2別定)
天皇賞の前哨戦として優勝馬に優先出走権が与えられます。しかし、直近6年の優勝馬は次走にマイルチャンピオンシップを選んでいます。いまやマイルCSの前哨戦の位置付けです。
昨年は大好きだったソングラインとシュネルマイスターのファイナルバトルが行われました。記憶に残る、とても熱く、美しい戦いでした。
◆ 京都大賞典(芝2400m @京都 G2別定)
中長距離得意の実力古馬が集まります。直近6年の優勝馬のうち4頭がジャパンCに進んでおり、こちらはジャパンCの前哨戦の位置付けです。
一昨年の優勝馬ヴェラアズールは、勢いそのままジャパンカップも制しました。
今年の注目は、6月に宝塚記念を制したブローザホーン(5歳牡)です。彼は昨年も京都大賞典に出走したのですが、心房細動で競走を中止しています。
また、京都大賞典は、昨年ボッケリーニ(7歳当時)が2着、3年前はマカヒキ(8歳当時)が優勝と、近年はベテランの頑張りが多い印象です。
今年も「日本一のG1未勝利馬」ディープボンド(7歳牡)と「尾花栗毛の美しき逃亡者」バビット(7歳牡)という、ベテラン推し馬2頭が参戦予定です。