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重賞の紹介 (有馬記念、中山大障害、阪神カップ)

いよいよクライマックスです。今週末は中山と阪神の2場開催です。

土曜日には第147回中山大障害と、第19回阪神カップが行われます。
そして日曜日はグランプリとも呼ばれる、第69回有馬記念が開催されます。

◆ 有馬記念(芝2500m @中山 G1)
ファン投票が行われます。今年の1位は48万票弱を得たドウデュース(5歳牡)です。有効投票数の9.5%を集めており、大変な人気ぶりだと感じました。
因みに、昨年のイクイノックスは同8.4%、一昨年のタイトルホルダー(これまでの最多得票)は同8.9%でした。

昨年こそファン投票1位のイクイノックスが、有馬記念前に引退したため、参戦しませんでしたが、一昨年まで10年連続でファン投票1位馬は出走しています。
戦績も4勝、2着2回、3着1回と好成績を収めています。

有馬記念は、私の中ではいつの時代でも、その年の最高峰のレースです。

今年の主役は秋古馬三冠にリーチをかけたドウデュースです。彼のラストランとなることも、さらに盛り上がる要素です。

そして、彼のラストランに並走したいと考えたのか、G1馬が10頭も集まりました。眩いほどの超豪華メンバーです。

◆ 中山大障害(4100m @中山 G1)
以前は、中山大障害は年2回開催でしたが、いまは春を中山グランドジャンプと呼び、中山大障害は年末だけの開催となっています。

いずれもG1ですが、歴史あるレース名を引き継いだ暮れの中山大障害の方が、格が上のイメージがあります。

中山GJ2連覇のイロゴトシも、その後に怪我で休みを取っています。一方、中山GJ後に怪我が発覚した、ディフェンディングチャンピオンのマイネルグロンは、想像より早く回復し、中山大障害に間に合いました。

2022年のオジュウチョウサン引退後の混乱期は、昨年末に一度はマイネルグロンが平定した印象でしたが、再び混迷する感を強めていました。
今回、彼が王位に復権できるかに注目が集まります。

◆ 阪神カップ(芝1400m @阪神 定量 G2)
数あるG2の中でも、超一流馬が出走するスーパーG2の一つです。
というのも、スプリンターズSの後、国内にスプリントのビッグレースがないため、香港遠征をしない馬たちが集まるためです。

今年も5歳馬を中心に、G1と見間違えるほどの好メンバーが揃いました。

◆ ラストラン
ドウデュース以外にも、引退を発表している同期のG1馬がいます。
秋華賞馬で今年のエリ女も制したスタニングローズが有馬記念を、一昨年のマイルCSチャンピオンのセリフォスが阪神カップを、ラストランとすることが発表されています。

この3重賞いずれも見逃し厳禁のビッグレースです。明日から各レースのプレビューを毎日投稿します。
週末が待ち遠しいです。

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