見出し画像

推し馬 ブレイディヴェーグ 〜身体の弱い美少女〜

今日は、マイルCSに緊急参戦するブレイディヴェーグ(2020年生 現4歳牝)を紹介します。

◆ 脚元に不安
彼女は4歳秋の時点で、未だ6戦のみです。その理由は脚元が弱いためです。
デビュー戦(2着)は2歳の8月だったのですが、レース後に骨折が見つかり手術を受けました。

2戦目は3歳の2月。ここで後続を6馬身突き放して勝ち上がるも、ここでもレース後に骨折が見つかりました。おかげで、春のクラシックへの出走は叶いません。

◆ 実力は一級品
それでも実力は一級品です。
再度の復帰戦となった6月のレースを快勝すると、ローズSに挑みます。衝撃的な超高速決着となったローズSでは、マスクトディーヴァの2着に敗れるも、実力の高さが改めて証明されました。

元来脚元に不安がある中、超高速で駆け抜けた反動もあり、秋華賞への出走を断念。目標をエリ女に置いて調整します。
そのエリ女では並み居る競合を退けて、初重賞制覇をG1の舞台で果たします。

◆ 再び長期休養
飛躍が期待された4歳春シーズンは、再び脚元の不安が発生して全休。復帰戦に予定していた夏の新潟記念も、直前に大事をとって回避となりました。
結局11ヶ月の長期休養をとり、4歳初戦は府中牝馬Sとなりました。そこで前年のローズSで敗れたマスクトディーヴァに、雪辱を果たしています。

◆ 同期のライバル
(1) マスクトディーヴァ
通算成績1勝1敗のマスクトディーヴァは、府中牝馬Sの後、屈腱炎を発症し、一足早く引退してしまいました。
五分の星のまま、突然楽しみな戦いに終止符が打たれてしまいました。

(2) リバティアイランド
この世代のNo. 1牝馬が、三冠馬リバティアイランドであること、衆目の一致するところです。
しかし、ブレイディヴェーグリバティアイランドの顔合わせは未実現のままです。どこかで顔を合わせることを願います。

いいなと思ったら応援しよう!