見出し画像

推し馬 デルマソトガケ 〜あと少しだけ運が欲しい国際派〜

昨23年のブリーダーズカップ(BC)クラシック2着と、夢の実現にもう一歩まで迫ったデルマソトガケ(2020年生 現4歳)を紹介します。

◆ 2歳時
彼は2歳の6月に芝でデビューした後、即ダートに転向します。それでも未勝利を勝ち上がったのは4戦目(ダート3戦目)でした。

そこから破竹の3連勝で、全日本2歳優駿(G1級)を制し、2歳ダートチャンピオンに就きます。
しかし、当時の評価はそこまで高くなく、全日本2歳優駿も3番人気でした。

◆ 国際派
年明け中東に遠征し、サウジダービー3着、UAEダービー優勝と好走。そこからケンタッキーダービーに歩みを進め、6着と健闘しました。
さらに、秋はブリーダーズカップクラシック2着と激走しました。

今春も中東遠征していたので、国内で走るのは、一昨年(22年)12月の全日本2歳優駿以来となります。

◆ 少しずつ運がない
ここ1年間を振り返ると、以下の通り、毎レース少しずつ運がありませんでした。
ケンタッキーダービー:タイミングが合わず、思いっきりスタートで出遅れ。
日本テレビ盃:直前に体調不良で出走取り止め。
BCクラシック:日本テレビ盃回避の影響で、最後に息が持たず惜敗。
サウジカップ:往路の機内で、何かに激突して顔面を腫らす。
ドバイワールドカップ:直前のレースでルメール騎手が落馬負傷、急な乗り替わり。

◆ 馬名
本当に彼と馬主さんに失礼な話なのですが、最初に彼の名前を見た時、「デルマ・ソトガケ」なのか、「デルマソ・トガケ」なのか分かりませんでした。

それで調べたところ、彼の馬主様は皮膚科の医師で、医学用語で皮膚科を表す「デルマ」を冠に用い、その年ごとのテーマに沿って名前を付けていまることを知りました。
2020年生まれは、相撲の決まり手がテーマのようです。

そうなると気になるのが、デルマウチガケです。ちゃんといます。
彼女は高知でデビューし、いまは大井に転厩しています。そして、8月に大井転厩後の初勝利をあげました。

いいなと思ったら応援しよう!