WASJの結果 〜マジックマンが2度目の優勝〜
◆ 個人戦
優勝はモレイラ騎手、2位は武豊騎手、3位は坂井騎手でした。
最終レースの1着がモレイラ騎手、2着が坂井騎手、3着が武豊騎手でした。それだけ、最後の最後までもつれた展開でした。
モレイラ騎手は2015年以来、9年ぶり2度目の優勝でした。WASJで2度優勝したのは、彼が初めてです。
◆ 団体戦
237ポイント対216ポイントの僅差で、JRA選抜の8連勝です。
◆ ジョアン・モレイラ騎手
彼はブラジル出身で、長年香港で騎乗していましたが、股関節の怪我の悪化などを理由に、いまは母国ブラジルに拠点を戻しています。
日本にも何度か短期免許で乗りに来ています。今年も4〜5月に来日し、重賞5勝しました。
これまでの日本でのG1優勝は以下の3レースで、個人的にはそれぞれ強い印象が残っています。
18年 エリ女 リスグラシュー
23年 JBCクラシック キングズソード
24年 桜花賞 ステレンボッシュ
また、香港では、4頭の日本馬をエスコートし、5回G1勝利に導いています。
彼は「マジックマン」と呼ばれていますが、本当にマジックを使っているように、馬を気持ちよく走らせます。
一昨日のキーンランドカップで、エイシンスポッターを2着にもってきた騎乗も、圧巻の技でした。