羽田盃の結果 ~白毛と紅一点の紅白でめでたい決着~
新生された羽田盃の記念すべき1回目は、白毛のアマンテビアンコが勝ちました。2着もJRA所属の紅一点参戦のアンモシエラが入りました。3着は離れた最後方をマイペースで進み、直線だけで3着に上がったNAR所属のフロインフォッサルがひょっこりと入っていました。
◆ レース展開
レースはスタート直後から、アンモシエラと、全体1番人気のブルーサン、NAR所属馬の中で1番人気を集めていたティントレットの3頭が飛び出しました。結果的に、ブルーサンは最下位、ティントレットはブービーに沈んだので、如何に激しい先行争いだったのかが分かります。
アマンテビアンコは先行した3頭の真後ろのポジションをとりました。この道中の位置取りで勝負あったという感じです。直線に入ってからは落ち着いてゴールまでにトップに立てれば良いとばかりに、じっくりと無理なくアンモシエラに少しずつ追いつき、危なげなくかわし、最後は1馬身の差をつけて、新設されたダート三冠の一冠目を制しました。
個人的には、アマンテビアンコと同じく、先行した3頭の中で唯一粘りきったアンモシエラの底力に感服です。彼女も今後注目し続けたい1頭です。
◆ アマンテビアンコの家系
白毛の彼は、もちろん、シラユキヒメの一族(孫)で、ソダシやママコチャは従姉妹にあたります。普通に白毛馬がG1級のレースを制しているのは日本だけだと思います。シラユキヒメ誕生から20年弱、ハヤヤッコの重賞初制覇から5年、ソダシの桜花賞制覇から3年、なんだか時代の流れを感じるジジイです。
◆ 二冠目 東京ダービー
二冠目となる東京ダービーは6月5日です。アマンテビアンコは二冠目を狙っていくと公言しています。アンモシエラは関東オークス(6月12日)と東京ダービーのどちらを選ぶのか注目です。
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