京都2歳Sの結果 ~もたつきながらも快勝~
勝ったのはエリキング、これで3戦3勝です。2着はジョバンニです。彼ら2頭は、前走の野路菊ステークスでもワンツーフィニッシュでした
◆ レース展開
8頭と少頭数だったこともあり、レース直後に隊列が決まると、その後は淡々と進みました。
その中でハナを切ったのは武豊騎手騎乗のウォータークラーク、前半1000mを61.9秒と、とても上手くペース配分をしました。このまま逃げ切ってしまうのではないかと思いながら、観ていました。
道中、エリキングは中団、スタートで躓いて二の脚が付かなかったジョバンニは最後方進みます。ジョバンニは向正面の途中から徐々に上位に進出し、4コーナーではエリキングと並んでトップ集団に取り付きます。
上手く表現できないのですが、この時点でのエリキングはモッサリした感じで、このまま馬群から抜け出せないのではないかという雰囲気すらありました。
それでも、残り200mを過ぎて漸くエリキングはエンジンがかかり、最後は後続に0.2秒差を付けて快勝しました。
ジョバンニは直線大外を回った分遅れました。
◆ エリキング
彼のオーナーは藤田晋氏です。藤田氏の持ち馬は、今年の3歳芝戦線でシンエンペラーやボンドガール、同ダート戦線でフォーエバーヤングが大活躍していますが、来年のクラシック戦線でも、藤田氏の持ち馬が活躍しそうです。
ただし、エリキングは未だ成長途上なのか、上にも書きましたがモッサリした感じがしました。言い換えれば、伸び代が大きいのかもしれません。
中内田調教師によると、年内は休養に充てて年明けから再始動することを示唆していましたので、年末のG1には参戦しない模様です。
◆ 意味不明の雑談
子どものころ、ウルトラマンシリーズの大ファンだった私からすると、エリキングの名前を聞くと、どうしてもウルトラセブンに登場したエレキングを思い出してしまいます。
馬名の由来は藤田氏が社長を務めるプロサッカーチーム、FC町田のFWエリキ選手だそうで全然違います。
「だからどうした、何なんだ」という突っ込みは、その通りです。自分でも、なんとなく書いてみたかっただけなので、広い心でお赦し下さい。