中山牝馬Sの結果 〜ラストランも惜敗〜
中山牝馬Sは、伏兵のコンクシェル(4歳牝)が逃げ切って、重賞初制覇です。前半1000mを61.5秒と、スローペースでエスコートした岩田望来騎手の騎乗が冴えました。
彼女は昨年の秋華賞ではシンガリ負けでした。しかし、年明けから立て直しが上手くいったのか、1ヶ月前に3勝クラスを勝ち、オープン入りを果たし、今回見事な連勝です。
昨年の同レース覇者のスルーセブンシーズのように今年の競馬界を賑わせられるか、次のレースで真価が問われます。
今回勝ち馬以上に、多くの応援を受けていたのは、昨日がラストランのククナ(6歳牝)です。残念ながら、彼女は昨日も2着と惜敗。これで重賞2戦連続、4度目の2着です。
思い起こせば、母のクルミナルも桜花賞2着、オークス3着の善戦ガールでした。性格は遺伝するというか、奥ゆかしい母娘です。
重賞勝ちの栄冠はもう一つ下の代か、ククナの弟や妹に期待します。
最後に、競馬をゆるりと長年観ていると、こんな血の繋がりに再会し、楽しむことができます。そして、そんなロマンを楽しむ競馬ファンは、馬券下手の人が多い気がするのは、気のせいでしょうか(笑)
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