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推し馬 ドンフランキー 〜スピード抜群の超大型馬〜

今日はJRA史上最も重い重賞勝ち馬(594kg)のドンフランキー(2019年生 現5歳)を紹介します。

◆ ダート3強の一角
彼は、同期のリメイク(5歳牡)、NARの雄イグナイターと共に、ダートスプリント3強を形成しています。
今春のドバイGSでは全体の2着、日本馬最先着を果たしました。

◆ 2歳〜3歳時
彼は2歳6月のデビュー戦時の段階で、既に576kgの超大型馬でした。そして、大型馬ゆえに、本格化するまでの時間がかかっています。
若駒時代は、素質だけで走っている「ネクストスター」という印象でした。一方、必ずスターになれる逸材というイメージもありました。
この頃は未だ本気で走っていなかったのかもしれません。

◆ 4歳時
4歳になっていよいよ身が入ってきます。特に、既に海外遠征を重ねるなど世代トップスプリンターのリメイクの追撃を凌いだプロキオンSや、レコードタイムで逃げ切った東京盃は、彼の能力の高さを証明したレースでした。

東京盃の後、どのレースを選択するのか楽しみだったのですが、年内休養が発表されました。さらに骨折も起こしてしまい、暫くお休みとなりました。

◆ 5歳時
初の海外遠征となったドバイGSでは、粘って2着にはいりました。ただし、その走りっぷりを見たら、まだまだ本格化はこれからだと思いました。

関係者もいよいよ今秋に本格化を迎えると考えられているのか、クラスターCの後は米国遠征し、ブリーダーズカップ・スプリント(BCスプリント)に挑む計画です。BCスプリントへの日本馬の参戦は、2021年のマテラスカイ以来、3年ぶりです。

◆ 彼への期待
私見ですが、彼が本格化すれば、最強のダートスプリンターだと思っています。基本の脚質は逃げですが、好位で折り合うこともできそうです。スピード勝負で体力を削るような勝負が主流の米国競馬でも、対応できると思っており、BCスプリントがとても楽しみです。

因みに、母のウィーミスフランキーはG1を2勝した米国馬です。しかし、BCジュベナイルフィリーズは2着でした。母の夢を果たすことができれば、最高の親孝行でしょう。

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