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ブルーバードカップの紹介 〜今年初の交流重賞〜

今日は、明22日(水)に行われる、今年初の交流重賞、ブルーバードカップ(1800m @船橋 G3)を紹介します。

昨2024年から3歳ダート三冠競走の前哨戦のひとつとして、交流重賞になりました。
NAR所属馬に限り、優勝すると羽田盃の優先出走権が付与されます。

◆ 昨年のレースの振り返り
JRA馬の枠は3頭だけですが、昨年は1〜3着までをJRA勢が独占しました。
競り合いを制したのは紅一点の参戦だったアンモシエラです。直線先に抜け出したのは、逃げたエコロガイアと後方から捲ってきたバロンドールでしたが、彼女は残り100mから一歩ずつ差を詰めて、ゴール直前で測ったように2頭をかわしました。

彼女のその後の活躍は素晴らしく、G1だけをピックアップすると、羽田盃2着、東京ダービー3着、JBCレディスクラシック1着です。
JRA賞にはないのですが、2024年の最優秀ダート3歳牝馬があれば、彼女が選ばれたと思います。

◆ JRA勢
今年も変わらずJRA馬の枠は3頭だけです。
2歳ダート唯一のG1レース、全日本2歳優駿の上位馬からのエントリーはありません。

だからと言って、一線級が未登録かというと、そんなことありません。むしろ、強豪馬がエントリーしており、人気もこの3頭に集中しています。

JRA勢ではここまで2戦2勝のクァンタムウェーブと、ダートに限れば2戦2勝(芝では3戦未勝利)のメルキオルが選出されました。
彼ら2頭は共に父ナダル、松永厩舎所属の僚馬です。

もう1頭のJRA馬はアンタレスS2着、阪神JFにも出走した(8着)、ミストレスです。彼女は今回がダート初挑戦です。

昨年覇者のアンモシエラのその後の躍進を見ると、この先を占う大切な出世レースとなるのかもしれません。

◆ 交流重賞
交流重賞は中央(JRA)と地方(NAR)の所属馬双方が出走できる、NAR競馬場で行われるダートグレード競走です。
過去の投稿を添付しますので、お時間が許せばお目通し下さい。


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