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シルクロードステークスの結果 〜笑顔いっぱいの大勝利〜
シルクロードSはエイシンフェンサー(5歳牝)が直線突き抜けて勝利しました。
◆ 波乱の幕開け
人気の一角だったソンシ(4歳牡)が本馬場入場後に歩様に異変を感じたことから競争中止。セントメモリーズ(4歳牝)がスタート前にゲートを壊して抜け出してしまい、大外発走になりました。
期待の4歳世代が戦う前から、戦線離脱していってしまった感じです。
◆ レース展開
大方の予想通り、ピューロマジック(4歳牝)がハナを切ります。そして、同じく予想通りに、前半600mを33.1秒のハイペースで引っ張ります。
推し馬のウインカーネリアン(8歳牡)は積極的に3番手をとります。ウインカーネリアン以外の先行馬は軒並み後方に沈んでいった中、59㎏のトップハンデを背負った彼だけは3着に粘っており、渋とさを発揮しました。高松宮記念がとても楽しみになりました。
勝ったエイシンフェンサーは川又騎手が中団で懸命に抑えて、脚を溜めます。観た感じではギリギリで抑えられた感じでした。
直線に入ってからも、追い出すタイミングを一拍待った感じがしました。しかし、一旦ゴーサインが出ると、鋭く突き抜けました。
◆ エイシンフェンサー
彼女はユックリと出世をしてきており、昨日が重賞初挑戦でした。前走1月のカーバンクルSで勝利し、2025年になって2連勝です。
彼女は府中と新潟以外の8競馬場で走った経験があります。また、昨日で19戦目と大きな怪我無く、走り続けています。
彼女のここまでのキャリアを見ると、重賞を勝ち切るイメージが湧き難かったのですが、こちらの目が節穴でした。
◆ 川又騎手
昨日、スタート直後、引っ掛かりかけたエイシンフェンサーを抑え込み、4コーナーを回ったところでゴチャゴチャしそうになったのをやり過ごし、絶妙なタイミングで直線での追い出しをかけた川又騎手の騎乗に惚れ惚れしました。
そんな素晴らしいエスコートをした川又騎手ですが、まさかの昨日が9年目で嬉しい重賞初制覇でした。もう何回も重賞を勝っているイメージでした。
ゴール後の満面の笑みや、勝利騎手インタビューでの感謝の言葉に、心が癒されました。
エイシンフェンサーの関係者、並びに川又騎手、本当におめでとうございます。
◆ 推し馬 ウインカーネリアン
今日は見せ場タップリの3着でした。上述と重複しますが、トップハンデを背負い、先行馬総崩れの中で3着に粘った走りは、次走に期待を抱かせるものでした。