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シルクロードステークスの見どころ 〜4歳勢の躍進に期待〜

現時点のスプリント界は、ナムラクレアなどの6歳勢が中心です。その端緒となったのが、2023年のシルクロードSだと思っています。
このレースでは、上位4着のうち3頭が当時の4歳世代(現6歳世代)でした。

◆ 今年の見どころ
スプリント界全体では、ナムラクレアのG1タイトル獲得を願っています。

それなのに、シルクロードSで楽しみにしている点は、少し趣きが異なります。
私は、今日のレースでは、4歳勢が大躍進をしてもらいたいと思います。

自分も歳を重ねて感じるのですが、ベテランが精一杯奮戦する中で、若き芽がベテランの壁を乗り越えていくと、その世界は益々発展します。
有力ベテランも出走する中で、若手の躍進に期待です。

◆ 2023年のシルクロードSの結果
このレースで躍進した現6歳世代を紹介します。
1着 ナムラクレア:無冠の女王、スプリント重賞5勝(21〜24年4年連続重賞勝利)
3着 マッドクール:24年高松宮記念優勝
4着 トウシンマカオ:24年スプリンターズS2着
7着 ウインマーベル:スプリント重賞4勝

◆ 今年出走する4歳勢
実績馬、秋からの成長馬、復活してきた馬と、楽しみなメンバーが集いました。
シルクロードSから高松宮記念という、スプリント界の新星の王道を歩もうとします。

ピューロマジック:昨夏スプリント重賞を連勝した、快速逃げ馬。昨秋のスプリンターズSに、世代唯一参戦し8着だった。今回はそれ以来の出走。

ソンシ:デビュー当時から評価は高く、過去9戦全てで1番人気。昨秋から結果が伴い出し、直近は4戦3勝2着1回。

カピリナ:過去9戦4勝2着3回、残りも3着と4着と、堅実なスプリンター。とりわけ直近は4戦3勝3着1回。

ペアポルックス:昨春の葵ステークスでピューロマジックの2着に敗れた後は勝ちきれなかったが、年末のリステッド競走、ラピズラリSで久しぶりの勝利を挙げた。

セントメモリーズ:直近1400m戦を3連勝して、オープン入り。スプリンターなのか、マイラーなのか不明だが、興味深い穴馬。

◆ 迎え撃つ推し馬
ここで最注目は、推し馬のウインカーネリアン(8歳牡)です。7歳だった昨年も5戦走り、2着2回と安定。
また、高松宮記念では4着と好走しました。

◆ 天気予報
明日の京都は雨模様の天気予報です。馬券師さんたちにとっては、この天気の影響をどう見るのか難しいところですね。


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