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今週の重賞紹介(中山牝馬S、阪神SJ、フィリーズレビュー、金鯱賞) 〜豪華4重賞〜

今週末から中山、阪神、中京の三場開催になります。重賞は土曜日に第42回中山牝馬S(芝1800m @中山 ハンデ G3)と、第26回阪神スプリングジャンプ(障害3900m @阪神 別定 G2)が、日曜日に第58回フィリーズレビュー(芝1400m @阪神 G2 3歳牝馬限定)と、第60回金鯱賞(芝2000m @中京 G2 別定)が行われます。
また日曜日のアネモネステークス(芝1600m @中山)では、2着馬までに桜花賞の優先出走権が付与されます。

中山牝馬S
今年の飛躍を期す伸び盛りの牝馬が集まります。昨年の優勝馬はスルーセブンシーズ。彼女はここを足掛かりに宝塚記念2着、凱旋門賞4着と大躍進を遂げました。有馬記念の後に見つかった骨折で引退となりましたが、昨年の競馬界を盛り上げてくれた名牝です。
話変わりますが、一口株主馬が増えるとクラブ規則に基づき多くの有力牝馬が6歳春までに引退します。昨年の中山牝馬S出走14頭のうち11頭が既に引退しています。その中で一昨年の優勝馬のクリノプレミアム(7歳牝)は3年連続の出走です。密かに応援します。

阪神SJ
春のジャンプ王を決める中山GJの前哨戦です。障害界はオジュウチョウサンの引退後、混乱期が続いています。しかし、マイネルグロン(6歳牡)が昨秋の中山大障害を10馬身差で圧勝し、23年の最優秀障害馬に選出されました。マイネルグロンが乱世を統治できるか、いよいよ今年の初戦を迎えます。
相手は一昨年の中山大障害優勝で昨年は2着のニシノデイジー(8歳牡)や、3連勝中のロックユー(6歳騙)などです。

フィリーズレビュー
桜花賞のトライアルで、3着馬までに優先出走権が与えられます。しかし近年は桜花賞との結び付きは強くなく、ここ10年でフィリーズレビュー経由の参戦馬は、1着が1回、3着が2回だけとなっています。
今年は阪神JF3着のコラソンビートや同5着のシカゴスティングといった実績馬が出走します。

金鯱賞
勝ち馬にはG1大阪杯への優先出走権が与えられます。昨年の菊花賞馬ドゥレッツァ(4歳牡)に関心が集まります。迎え撃つ筆頭格はG1での善戦が続く無冠の強豪プログノーシス(6歳牡)です。
また、ヨーホーレイク(6歳牡)が2年ぶりにターフに戻ってくることに、温かい視線が集まります。先週末に涙の復活を遂げたステラヴェローチェと戦った2年前の日経新春杯以来の復活です。


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