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香港チャンピオンズデーの紹介 〜がんばれ日本チーム〜

日曜日には、香港の沙田(シャティン)競馬場でも、3つの芝のG1レースが集中的に行われる「香港チャンピオンズデー」が開催されます。
いずれのレースも強力な香港馬が出走するため、楽な戦いは一つもありません。それでも日本から全3戦に以下の8頭が出走、全馬を全力応援します。

・チェアマンズスプリントプライズ(芝1200m)
マッドクール(5歳牡)
サンライズロナウド(5歳牡)
【短評】5歳牡馬コンビが、G1を2連勝中のカリフォルニアスパングルに挑みます。
短距離は香港馬の層が特に厚いのが特徴で、日本馬は苦戦を強いられてきました。
今年は高松宮記念を制したばかりのマッドクールが参戦します。
サンライズロナウドは今年からオープン入り、重賞2戦4着と3着と安定しています。

・チャンピオンズマイル(芝1600m)
オオバンブルマイ(4歳牡)
シャンパンカラー(4歳牡)
エルトンバローズ(4歳牡)
【短評】現役にして伝説のマイラーで、今回4連覇を目指すゴールデンシックスティ(30戦26勝、うちG1を10勝)に戦いを挑むのは、若き4歳牡馬トリオです。
オオバンブルマイはオーストラリアからの転戦です。いつも一頭で海外遠征していましたが、今回は仲間が多いのは良い影響があると想像しています。
シャンパンカラーは昨年のNHKマイルのチャンピオンです。その後、苦戦が続いていますが、復活走を期待です。
エルトンバローズは昨秋重賞2連勝、毎日王冠ではソングラインとシュネルマイスターを相手に完勝している逸材です。
なお、ゴールデンシックスティは引退後、北海道で過ごす計画と伝えられています。

・クイーンエリザベス2世カップ(芝2000m)
ヒシイグアス(8歳牡)
プログノーシス(6歳牡)
ノースブリッジ(6歳牡)
【短評】3連覇がかかるロマンチックウォリアーが中心です。ここには、今回の日本チームの団長を務める(?)ヒシイグアスが、実績十分の6歳牡馬コンビを引き連れて参戦します。
プログノーシスは昨年の2着馬で、雪辱戦になります。香港遠征も今回で3回目と、慣れたもんだと思います。
ノースブリッジは重賞2勝の実力馬。2月のカタール以来のレースとなります。香港は初上陸ですが、父モーリスは香港G1を3勝と、香港に強い血筋です。
最後に、団長のヒシイグアスには敬意を表して、今週別途で少し詳しく紹介させて頂きます。


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