バーレーンITの紹介 〜日本から2頭が参戦〜
バーレーンインターナショナルトロフィー(バーレーンIT)の紹介です。
バーレーンのサヒール競馬場で行われる、芝2000mのG2レースです。2019年に創設され、昨年からG2に認定されています。
◆ 日本からの参戦歴
今秋、日本馬がバーレーンにも遠征します。キラーアビリティとヤマニンサンパ、同厩舎の2頭が参戦します。
過去には、ドバイ、サウジアラビア、香港、英国、アイルランド、フランスと世界を股にかけて走った名牝、ディアドラのラストランが、このバーレーンITでした。
ディアドラは秋華賞馬です。5歳春の中山記念の後は海外を転戦。6歳の秋に引退するまでの間に、英国でG1のナッソーSに勝利するなど、大活躍した名牝です。
◆ キラーアビリティ(5歳牡)
彼は2歳暮れのホープフルSを勝っているG1馬です。この時の2着馬は、天皇賞馬のジャスティンパレスです。
3歳の時にも暮れの中日新聞杯を制しています。今春もサウジでG2競走の2着と活躍しました。
年末年始が得意。中東も相性良いとなると、今回チャンスです。
◆ ヤマニンサンパ(6歳牡)
彼は大器ヤマニンウルスの2つ年上の兄です。
2年前の夏からオープンクラスを走り続けるも、勝ち切れません。
戦績からいうと、キラーアビリティの帯同馬的にも見えますが、今年の鳴尾記念で4着になるなど、彼自身にもチャンスがありそうです。
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