今週末の重賞紹介 (スプリンターズS、シリウスS)
いよいよG1が始まります。ワクワクドキドキが最高潮に達するシーズンです。競馬大好きの人たちにとっては、たまらない季節です。
さて、今週末までは中山と中京の2場開催で、今週末に行われる重賞は2つです。
日曜日には、秋の短距離王を決める第58回スプリンターズステークス(芝1200m @中山 G1)が行われます。今年は香港からも2頭来日し、大盛り上がりです。
土曜日には、JRAの秋のダート重賞第一弾、大出世レースの第28回シリウスステークス(ダート1900m @中京 ハンデG3)が行われます。
◆ スプリンターズS
春の高松宮記念と並ぶ、年2回のスプリントG1です。春も秋もG1レースの初戦に、スプリントG1が編成されています。
今年は群雄割拠、百花繚乱、日港対決などなど、超豪華メンバーが一堂に会した、大激戦が予定されています。
詳細は後日投稿します。
◆ シリウスS
例年、阪神の2000mで行われますが、今年は中京の1900mで施行されます。
ハンデ戦なので、その時点での超一流馬の参戦は少ないのですが、超一流馬へのキッカケになる大出世レースです。
過去10年の中でジュンライトボルト、オメガパフューム、カフェファラオ、アウォーディーといった錚々たる名馬が、シリウスSを勝った後、G1ホースになりました。今年も将来のスター候補が集まったイメージです。
その中では、個人的に思うシリウスSの趣旨(ニュースターの誕生)に鑑み、オメガギネス(4歳牡)が勝ち上がり、今秋のG1戦線を賑わしてくれることに期待しています。
出走予定表をみると、ディフェンディングチャンピオンのハギノアレグリアス(7歳牡)や、G1常連のハピ(5歳牡)など、骨のあるメンバーが揃っています。
異彩を放っているのが、ダート初挑戦となるフリームファクシ(4歳牡)です。彼は3歳時にきさらぎ賞を制して、皐月賞(9着)と日本ダービー(10着)にも出走した、世代のトップホースの一頭でした。
昨秋来不振が続きましたが、直近3戦のリステッド競走のうち2戦で3着に入っていたので、ここでダートをお試しするのは、驚きました。しかし、彼の可能性を広めるには「あり」なんでしょうね。
前述のジュンライトボルトや、現ダート最強馬のウシュバテソーロ、昨年のダート女王アイコンテーラーなど、最近は芝からの転向組がダート界で活躍した事例が散見されます。
来週の芝のレースにも登録しており、本当に出走するか不明ですが、出てくるならば注視です。