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今週末の重賞の紹介 (秋華賞、東京ハイジャンプ、府中牝馬ステークス)

今週末は変則3日間開催です。基本は府中、京都、新潟の三場開催ですが、土曜日は京都と新潟、日曜日は府中と京都、月曜日は府中と新潟で、それぞれ施行されます。

重賞は牝馬三冠レースの最後を飾る第29回秋華賞がメインで、日曜日に行われます。また、日曜日には第26回東京ハイジャンプが行われます。暮れの中山大障害に向けた重要な一戦です。
加えて、月曜日には第72回府中牝馬ステークスが行われます。

◆ 秋華賞(芝2000m @京都 G1)
牝馬は暫くの間、桜花賞(1600m @阪神4月)とオークス(2400m @府中 5月)の二冠でした。子ども心に「なぜ牝馬は二冠しかないんだろう?」と思っていた記憶があります。

1976年にエリザベス女王杯(2400m @京都)が創設され、牝馬三冠が整備されました。
その後1996年に秋華賞(2000m @京都 10月)が三冠目として新設され、その機にエリ女(2200m @京都)は3歳以上の女王決定戦に衣替えしました。

なお、1970年〜1975年に行われたビクトリアカップ(2400m @京都)を、三冠目のレースと数えることもあります。
歴代の牝馬三冠馬は、昨年達成したリバティアイランドを含めて7頭です。

金曜日にプレビューを投稿する予定です。

◆ 東京ハイジャンプ(3110m @府中 G2)
年間10あるJRAの障害重賞の中で、秋の東京ジャンプSと並んで最も距離の短いレースです。

距離や開催時期が適当なためか、暮れの大一番、中山大障害に向けた、重要な叩きレースというという位置付けがあります。
オジュウチョウサンも2016〜2017年に2連覇しています。また、昨年はマイネルグロンが勝利し、その勢いで中山大障害を制しました。

今年は春のジャンプ王決定戦、中山グランドジャンプ2〜4着馬のジューンベロシティ(6歳牡)ニシノデイジー(8歳牡)エコロデュエル(5歳牡)が揃って出走します。中山大障害の前哨戦として、これ以上ないメンバーが揃いました。

◆ 府中牝馬S(芝1800m @府中 別定 G2)
女王決定戦のエリ女の前哨戦と位置付けられ、優勝馬に優先出走権が与えられます。ただし、府中牝馬Sとエリ女を連勝したのは、過去10年で2016年のクイーンズリングだけです。

それでも、ラッキーライラックリスグラシューといった名牝が府中牝馬Sを経て、その後にG1馬になりました。
今年も牝馬のトップクラスが集まり、豪華なレースになります。特に、マスクトディーヴァプレイディヴェーグの4歳牝馬2頭による、一年越しの熱い再戦に注目が集まります。
こちらは、日曜日に詳細を投稿したいと思っています。

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