第1四半期引退馬 〜名牝が牧場に戻る 別れのシーズン〜
第1四半期に引退したG1馬は、以下のダートで活躍した2頭です。馬齢は今日時点です。
・ヴァレーデラルナ(5歳牝)
22年後半JBCレディスクラシックを含む4連勝、年明けも2戦連続2着。その頃のレディスダート界を、グランブリッジやテリオスベルと一緒に牽引した当時の若き女王でした。
・レッドルゼル(8歳牡)
21年のJBCスプリントを含む重賞3勝、ドバイゴールデンシャヒーンに3年連続参戦し、21年と22年は2着。フェブラリーSにも4年連続で参戦し、23年は2着。ここ数年のダート界スプリントからマイルを引っ張った名馬です。
第1四半期は、繁殖シーズンを前に、年明けにラストランを走り、牧場に戻る牝馬が数多くいます。独断になりますが、そのうち何頭かを紹介します。
・メイケイエール(6歳牝)
超前向き弾丸娘。個性的な走りで重賞6勝という名スプリンターです。
・ララクリスティーヌ(6歳牝)
重賞1勝ながら2着3回、ラストランのリヤドでも2着と惜敗でした。
・テリオスベル(7歳牝)
スタート下手の逃げ馬。毎回スタートで出遅れ、レース中盤で大外から捲る走りっぷりに大勢のファンがいる唯一無二の存在です。
・スルーセブンシーズ(6歳牝)
宝塚記念2着、凱旋門賞4着と、23年の競馬界を盛り上げた一頭。ロンシャン競馬場で直線内側を駆け上がっていった姿には大興奮。
・ディヴィーナ(6歳牝)
牝馬三冠すべて2着のヴィルシーナの娘、重賞1勝2着2回。昨年のエリ女でジェラルディーナと母娘二代にわたるレースの実現に歓喜しました。
・ロータスランド(7歳牝)
重賞2勝、22年の高松宮記念はクビ差の2着と、本当に悔しい惜敗でした。
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