推し馬 ドゥアイズ 〜典型的な善戦ガール〜
毎回力一杯走り切って好成績を収めるも、勝ちきれないという馬がいます。
私は彼ら、彼女らを善戦ボーイやガールと呼んで、いつか主役になれることを願って、陰ながら応援しています。
今日は、そんな善戦ガールの典型、ドゥアイズ(2020年生 牝馬)を紹介します。
◆ 成績
彼女はデビュー戦に勝利するなど、早い時期から頭角を表していました。
阪神JFでは、リバティアイランドに屈するも3着でした。3歳三冠にも皆勤しています。
これまでに、重賞には9回挑んでいます。適性距離より長かった印象のある、オークスと秋華賞では大敗を喫していますが、それ以外の1600〜1800mの7戦では、全て掲示板内に入っています。
G1でも、桜花賞5着、今春のヴィクトリアマイルでは4着と、好走しています。
◆ 着実に心身共に成長中
いつも中団から、真面目にきっちりと伸びてくる印象です。ただし、先頭には届かず、善戦で終わっています。
しかし、今後躍進が期待できると願っています。
というのは、デビュー時440kg台だった体重が、前2走は470kg台まで大きくなったことです。
ヴィクトリアマイルでは、内側から体当たりされる不利があっても進路を譲らない、身体の強さを見せました。
結局は進路を取り直すことになったのですが、そこから伸びて4着に入った走りは、心の強さも感じられました。
◆ 善戦ボーイ、ガールの奮闘
彼ら、彼女らが常に戴冠を目指して一生懸命に走る姿勢が、競馬を面白く、味わい深くしていると思います。さぁ、皆んながんばれー。