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推し馬 ポタジェ 〜優しい頑張り屋〜

ポタジェ(2017年生 牡)のことを紹介する機会がないまま、引退してしまったらどうしようと思っていました。

後述もしますが、彼は優しい素直な性格です。しかも堅実な走りを繰り返し、遂にはG1ウィナーにも輝いた頑張り屋です。

現在2年に近く休養となっていましたが、AJCCへのエントリーが発表されました。彼を紹介できる機会も生まれて、とても嬉しく思っています。

◆ 堅実な走りを見せた4歳秋まで
順調に2歳9月に新馬戦勝利、 11月の特別戦でも2着と好走するも、その後に長期休養したためクラシックには無縁でした。

ただし、4歳秋まで11戦連続で馬券圏内の堅実な走りを見せます。
その中には、破竹の4連勝もあり、上記の11戦の後半3走はG2やG3の重賞でした。

◆ G1挑戦から大阪杯での大勝利
4歳秋、初のG1挑戦となった秋天は6着でした。そこで心に傷を負ったのか、その後の2戦は5着と4着に終わりました。

続くレースには大阪杯を選択します。積極的に5番手の好位置をとり、ゴール直前で粘る前年覇者のレイパパレをかわし、アリーヴォの急襲を凌いで、波乱の大勝利です。

ポタジェの吉田隼人騎手と、2着にだったレイパパレの川田騎手が、ゴール直後に握手をかわしたシーンが話題となりました。

◆ その後の低迷期
大阪杯で勝利を収めた後の6戦は、一度も掲示板に載りません。2度目の出走となった大阪杯も10着に敗れました。

そして、大阪杯を最後に一走もしていません。途中2024年2月の京都記念への出走が発表されましたが、直前に態勢が整わないので断念しました。
特に、怪我の話もなかったので、ファンは心配していました。しかし、漸く2年弱ぶりの復帰戦を迎えます。

◆ ポタジェの癒しポイント
まず、フランス語で家庭菜園の意味の馬名に、とても癒されます。
穏やかな名前の通りの、優しい性格です。吉田隼人騎手も「性格が良い、扱いやすい」と褒めています。

外見にも気を付けており、大阪杯を勝った時のポタジェは綺麗なティアラを身につけていて、とても目立っていました。というか、牝馬に見間違えるほどです。

最近の長期休養や、その前の不振は、ちょっと走るのが嫌になっていたのかもしれません。一生懸命過ぎるのかもしれません。
今回、どんな感じで復帰してくるのか、その姿を見られたら、それでOKです。

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