マスクトディーヴァ電撃引退
4日前の府中牝馬ステークスで、ブレイディヴェーグ(4歳牝)と激戦を繰り広げたマスクトディーヴァ(4歳牝)が左前肢屈腱炎を発症し、電撃引退することが発表されました。
彼女は昨年のローズSを驚愕のレコードタイムで勝利するも、秋華賞は2着、今春のヴィクトリアマイルでは3着でした。いよいよG1戴冠を目指した戦いが始まると思った矢先の出来事です。
あの細い脚を目一杯使って鋭い末脚を繰り出す馬は、脚の怪我と隣り合わせなのだと改めて思いました。
牧場に帰って、良い仔を産んで下さい。そして、G1戴冠の夢は、仔どもたちに託しましょう。これまで素晴らしいレースを見せてくれて、本当にありがとうございました。
【2024年10月21日追記】
『夢は続く』
マスクトディーヴァの電撃引退が発表された週末、彼女の半弟(父が違う)のマスカレードボール(2歳牡)がアイビーSを快勝しました。
これで2戦2勝、次は暮れの2歳G1に進む予定です。
姉が果たせなかったG1制覇の夢は、早速、弟に託されました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?