プロキオンSの結果 〜ビッグスター爆誕〜
ヤマニンウルスが重賞初挑戦初制覇を遂げました。彼は昨日で5戦5勝です。大器との評判通りの素晴らしい勝ちっぷりで、秋のダート戦線を盛り上げてくれるビッグスターの爆誕です。
彼のような未だ底が割れていない新星の登場は、いつでも心躍ります。
◆ ヤマニンウルス(4歳牡)
推し馬の投稿でも紹介したので、重複となることご容赦下さい。彼はデビュー戦直後から常に注目を浴びています。ただし、彼は脚元に不安があって、デビュー後23ヶ月経ちますが、昨日で僅か5戦目です。昨日は重賞常連馬もいる中での完勝劇であり、期待や想像以上に強かったという印象でした。このまま夏を無事に過ごして、秋のG1に出走してきたら大注目です。
なお、彼は2歳夏のデビュー時430kgと既に大型でしたが、昨日は584kgと超大型に成長していました。サイズからしても、まさにビッグスターです。
◆ レース展開
ヤマニンウルスはゲートから上手く飛び出すと、4番手で1コーナーに入りました。直ぐに1頭かわして、3番手で向こう正面を進みます。
武豊騎手はヤマニンウルスの経験が浅いことを心配して、外から蓋をされたり、砂を被ったりしないように、終始馬場の外目を走らせます。
4コーナーの手前から、前を行く2頭をかわして直線には先頭で入ると、そのまま後続を突き放して危なげない勝利でした。
◆ 2着 スレイマン(6歳牡)
2着には三冠牝馬ジェンティルドンナの弟、スレイマンが入りました。
道中ヤマニンウルスの後ろにポジションを取り、4コーナー手前でもヤマニンウルスと一緒にまくっていく積極的なレース運びを仕掛けます。しかし、勝負を決する直線ではヤマニンウルスと同じ脚色となり、かわせませんでした。
彼は昨日で、重賞3戦目で2度目の2着です。彼に完勝したヤマニンウルスの強さが際立った結果になりました。一方、スレイマンの重賞初制覇も、遠からず観られると期待します。