金鯱賞の結果 ~二強決着と久しぶりの激走~
金鯱賞は、昨年の菊花賞馬ドゥレッツァ(4歳牡)とディフェンディングチャンピオンのプログノーシス(6歳牡)の二強対決の前評判でした。結果もこの2頭で決まりました。
勝ったのはプログノーシス。道中は後方に位置し、向正面で内側をスルスルと上位進出するも、4コーナー手前で前が詰まった感じがしました。それでも4コーナーを回ると、川田騎手は内ラチ沿いに狭い進路を見つけ即座にゴーサインを送ると、プログノーシスもそれに応えて鋭く伸びて進路に突っ込みます。早目に先頭に立つと、そのまま押し切りました。川田騎手の好騎乗が光りました。
レース後の川田騎手のインタビューを聞くと、プログノーシスの体調は良くなかったようです。それでも2着に5馬身差を付けた快勝は、G1勝利を期待したくなります。がんばれ〜。
ドゥレッツァもプログノーシス同様に、道中後方の内側ポジションをとりましたが、直線では一転して外側に進路を取りました。確り伸びてきましたが、プログノーシスには追いつけず2着でした。ただし菊花賞以来のレースでも安定した走りを見せており、春のG1戦線でも中心の一頭だと思います。
3着には2年2ヶ月ぶりの復帰戦だったヨーホーレイク(6歳牡)が入りました。見せ場たっぷりのレースっぷりで、結果も付いてきており、今年の復活が期待できそうです。彼を信じてケアを続けた関係者の皆様、おめでとうございます。