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京都大賞典の結果 ~誰がこんな結果を予想できるのか~
レース前は、ブローザホーン(5歳牡)とサトノグランツ(4歳牡)の2強という評判でした。しかし、蓋を開けると、ブローザホーンは11着(ビリ)、サトノグランツは5着でした。
勝ったのは今回が重賞初制覇となったシュヴァリエローズ(6歳牡)、2着は推し馬のベテラン馬ディープボンド(7歳牡)です。22年1月以来勝利のないシュヴァリエローズと、同年3月以来勝利のないディープボンドの戦い、「何なら同着が良いなぁ~」と思って観てしまいました。
◆ レース展開
ケイアイサンデラ(4歳牡)が後続を引き離して大逃げをします。「尾花栗毛の美しい逃亡者」バビット(7歳牡)が2番手、ディープボンドが3番手とベテラン勢が追走します。4コーナー手前ではケイアイサンデラはバテて、後続各馬に飲み込まれました。
ブローザホーンはスタート直後から最後方に下げ、そのまま一度も最後方から上がれずに、シンガリ負けとなりました。
そんなレース展開のなか、最初に抜け出したのはバビットです。残り200m時点での走りには未だ余裕があり、「あわや!」と思わせましたが、そこから急にいっぱいになりました。残り100mを切ってから、バビットを最初にかわしたのはディープボンドです。再び「あわや!」と思いました。
そこに、道中では後方待機していたシュヴァリエローズが、直線真ん中あたりを通って鋭い末脚で追い上げ、最後はアタマ差かわして勝利しました。
彼の重賞挑戦は2歳の夏から始まり、昨日で9戦目でした。今春の目黒記念で初めて2着に入り、昨日は優勝と本格化です。
そして、「G1未勝利の日本一」ディープボンドは昨日もしっかりと獲得賞金を増やしました。
◆ ブローザホーン
敗因は何なのか?誰がこんな結果を予想できるのか?謎だらけの一戦です。昨年の京都大賞典も心房細動で競走中止しており、相性かもと非科学的な理由も考えてしまいます。
菅原騎手によると、追いきり時から「体がついてこない感じ」だったようです。怪我等でなければよいのですが。