京阪杯の結果 ~期待馬が嬉しい重賞初優勝~
京阪杯を制したのはビッグシーザーです。重賞挑戦8度目で、嬉しい重賞初優勝です。
2着は推し馬のウインカーネリアンが逃げ粘りました。もう1頭の推し馬モズメイメイは11着でした。
◆ ビッグシーザー(4歳牡)
初勝利はデビュー3戦目と苦労しましたが、そこから4連勝して、一躍世代のスプリント王候補になりました。しかし、葵Sで昨日も一緒に走ったモズメイメイに敗れてから調子を崩し、3歳時は未勝利に終わりました。
4歳になってからもリステッド競走では2勝しますが、重賞では2着や3着があっても勝ち切れません。期待が大きかっただけに、昨日の勝利で「やっと勝った」と言われていますが、未だ4歳なので、これからの成長も未だ期待できます。
彼は昨日で今年8戦目と、最近のオープン馬としては、非常に多くのレースを走っています。タフガイです。
京阪杯は過去2年トウシンマカオ(5歳牡)が連覇しているので、彼の父親のビッグアーサーは産駒の初出走以来、3年連続で京阪杯を制したことになります。
◆ ウインカーネリアン(7歳牡)
好スタートから果敢に逃げます。全馬から目標にされる中、ペースを落とすことなく、レースを引っ張っていきます。直線に入っても逃げ粘り、「勝てる」と思いましたが、ゴール直前でビッグシーザーにかわされました。
昨年2月以来の勝利はお預けとなりましたが、彼のファンはみんな温かい目で見守っていたと思います。
なお、3着に入ったヴェントヴォーチェも同級生です。7歳にして未だ若い、今後に期待です。
◆ モズメイメイ(4歳牝馬)
いつも通り好スタートを切りますが、両隣の馬が先行することを主張したので、競りかけずに中団にポジションを下げます。そのままマイペースで走り直線を向きますが、昨日は馬群から抜け出してきませんでした。
酷暑の6月末から9月末までの3ヶ月間で、小倉⇒新潟⇒中京⇒中山と連戦した疲れが出たのではないかと思っています。