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今週末の重賞 (紫苑S、京成杯AH、セントウルS)

今週から秋競馬となり、9月いっぱいは中山と中京の2場開催です。来月から始まるG1の前哨戦となるG2が多数あり、いよいよ盛り上がっていきます。
そんな中で、今週末は、秋競馬と夏競馬の名残りが混在する、汽水域のような週末です。

今週末の重賞は土曜日に第9回紫苑ステークス(芝2000m @中山G2 3歳牝馬限定)、日曜日には第69回京成杯オータムハンデキャップ(芝1600m @中山 G3 ハンデ)と、第38回セントウルステークス(芝1200m @中京 G2 別定)と、豪華3本立てです。

◆ 紫苑S
3着までに秋華賞の優先出走権が付与されます。重賞に格上げされてから未だ日が浅いものの、昨年からG2に格上げされました。テーマは秋華賞への「新星の発掘」です。

オークス1、2着のチェルビニアとステレンボッシュが秋華賞に直行する中,来週のローズSと合わせて、一夏を越えて成長した上がり馬を探す一戦です。
今年は夏のクイーンS2着のボンドガールが初めて2000mに挑むことが注目です。

◆ 京成杯AH
サマーマイルの最終戦です。ここ8年のうち10番枠が4勝2着1回という面白いデータがあります。

今年は阪神JFチャンピオンで、桜花賞とNHKマイル2着のアスコリピチェーノ(3歳牝)の参戦が話題です。彼女は早い段階から、京成杯AHを秋の始動戦にすると発表していました。
彼女ほどの大物3歳牝馬が、京成杯AHに参戦したことは記憶にありません。彼女の秋の最終目標はどこなのか、期待を持って見ていきたいです。

◆ セントウルS
サマースプリントの最終戦です。そして、スプリンターズSの前哨戦として、優勝馬に本番の優先出走権が与えられます。
過去8年の1、2着馬の半数以上がその後にG1を制す、スプリンターの大出世レースです。

サマースプリントチャンピオンを争うモズメイメイ(4歳牝)ピューロマジック(3歳牝)の直接対決が話題です。加えて、昨年のスプリンターズS優勝馬、ソダシの妹ママコチャ(5歳牝)、今春のヴィクトリアマイル優勝馬にしてファンサービス満点馬のテンハッピーローズ(6歳牝)などの実績馬も参戦します。

◆ 最後に
秋のG1に直結するG2が始まることを受け、なんだか心躍っています。文章も浮ついているかもしれませんが、ご容赦ください。

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