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重賞の紹介(東京新聞杯、きさらぎ賞)
今週も府中、京都、小倉の三場開催です。今週末の重賞は東京新聞杯ときさらぎ賞です。
◆ 東京新聞杯(芝1600m @府中 別定G3)
G3ですが、別定重量戦でもあり、今年の飛躍を期す有力マイラーが集まります。
前の年のクラシックを盛り上げた4歳勢と、マイル重賞常連馬の対決が楽しみな一戦です。
過去10年でみると4歳馬は4勝ですが、過去5年だと1勝だけと、勢力図が変わりつつあります。
それでも、東京新聞杯は超一流馬への登竜門となる、大出世レースです。
2018年の東京新聞杯で、古馬になってから初の重賞優勝をしたリスグラシューは、その後に国内外のG1を4勝しています。
2019年には、その年のマイルG1の安田記念とマイルCSを制したインディチャンプが、重賞初優勝を果たし、飛躍のキッカケにしました。
また、2021年の東京新聞杯で重賞初優勝したのは、推し馬のカラテです。彼は通算で重賞3勝しています。
今年の最大の注目点は、G1馬3頭が参戦することです。
イクイノックス世代の皐月賞馬ジオグリフ(6歳牡)。2023年のNHKマイル馬のシャンパンカラー(5歳牡)、そして、2023年のエリ女を制したブレイディヴェーグ(5歳牝)です。
◆ きさらぎ賞(芝1800m @京都 3歳別定G3)
昔は皐月賞前の関西での最重要前哨戦でしたが、近年はクラシックとの繋がりが薄まった印象です。
近年の勝ち馬を見ると、2016年のサトノダイヤモンドが最後のクラシックホースです。
さらに、サトノダイヤモンド以降、過去8年の勝ち馬は、きさらぎ賞が最後の重賞勝利になっています。
今年の出走馬の中から、クラシックで活躍する馬が登場することを期待します。