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府中牝馬Sの注目点 〜一年越しの再戦〜

本日の秋華賞はもちろん大注目ですが、明日行われる府中牝馬Sにも、重賞勝ち馬10頭と豪華メンバーが揃いました。
その中でも、特にマスクトディーヴァ(4歳牝)ブレイディヴェーグ(4歳牝)の4歳牝馬2頭による、一年越しの再戦が最大の注目です。

◆ 昨年のローズSの振り返り
彼女らは1年前のローズSで対戦、マスクトディーヴァが勝利し、ブレイディヴェーグが2着でした。昨年のローズSは、5着までがJRAレコードという超高速戦、しかも勝ち時計は従来のJRAレコードより0.8秒も速い衝撃的なレースでした。
レース後には、同世代の無敵の女王、リバティアイランドに勝てるかが、大いに話題になりました。

◆ その後の2頭の歩み
マスクトディーヴァは秋華賞に参戦。リバティアイランドに1馬身差まで詰め寄る2着でした。
年明け以降は主戦場をマイルに求め、阪神牝馬Sに勝利し,ヴィクトリアマイルは3着でした。

ブレイディヴェーグはローズSでの激走の疲労が抜けきらず、秋華賞を回避して、G1初舞台をエリ女に設定しました。
エリ女ではスタートこそ出遅れるも、直線で抜け出して、2着に3/4馬身差を付けた快勝劇を演じました。
しかし、そこから体調が整わず、休養が続いており、先日の新潟記念も直前で回避しており、今年は未出走です。

◆ 世代間の戦い
過去10年は、4歳馬5勝、5歳馬5勝と、互角の戦いです。ただし直近は5歳馬が4連勝、その前は4歳馬が4連勝と、流れがあるようです。

今年は4歳馬が優勢です。マスクトディーヴァブレイディヴェーグ以外にも、昨年の紫苑S優勝馬のモリアーナや、オークス2着、秋華賞3着だったハーパー等がエントリーしました。

一方、5歳馬の総大将格は、エリ女で一昨年2着/昨年4着と秋に強いライラックや、今春の福島牝馬Sを制し、前走の小倉記念も2着と好走したコスタボニータです。

さらに、今年は6歳代表として、今年のヴィクトリアマイル2着のフィアスプライドも参戦します。


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