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名古屋大賞典の紹介 〜ニュースターを探せ〜
19日(木)に行われる、名古屋大賞典(2000m @名古屋 3歳以上 ハンデ G3)を紹介します。
◆ 衣替え
ダート再編の中で、名古屋大賞典は今年から開催条件が大きく変わりました。
施行時期が3月から12月に変更。また、条件も4歳以上によるグレード別定戦から、3歳以上によるハンデ戦となりました。
チャンピオンズカップと東京大賞典の間に行われること、さらにはハンデ戦ということもあって、実績豊富な超一流馬の参戦はありません。
位置付けは、今年のG1には出走が叶わないものの、来年のダート界を賑わすニュースターを探すレースということでしょうか。
◆ ニュースター候補
最大の注目馬は、5戦5勝のニュースター候補、ヤマニンウルス(4歳牡)です。
彼は先日のチャンピオンズカップにエントリーするも、収得賞金不足で出走が叶いませんでした。
彼の推し馬投稿記事を文末に添付しますので、時間が許せばご参照ください。
今回も彼の背には武豊騎手が騎乗します。
出走馬の最終発表前、武豊騎手が全22戦のうち19戦に騎乗し、重賞3勝をエスコートしたもう一頭のお手馬、強豪ノットゥルノ(5歳牡)もエントリーしており、武豊騎手がいずれに騎乗するかに注目が集まりました。
最終的には、武豊騎手はヤマニンウルスに乗ることになりました。
◆ それ以外のニュースター候補 JRA馬
全部で5頭の枠に強豪が集まりましたが、「ニュースターを探せ」というテーマを勘案すると、注目馬は以下の2頭です。
・アウトレンジ(4歳牡):先日の浦和記念で重賞初優勝の新鋭
・ミッキーファイト(3歳牡):JDCでフォーエバーヤングに最接近した2着
◆ それ以外のニュースター候補 NAR馬
期待の馬が多数います。
・ベルピット(4歳牡):北海道所属、18戦14勝の北の大地の絶対王者
・シンメデージー(3歳牡):高知所属、東京ダービーとJDCではNAR最先着、10戦8勝
・ラジカルバローズ(3歳牡):愛知所属、今年3月デビューから10ヶ月弱で16走目のタフガイ
◆ 最後に
冒頭に「実績豊富な超一流馬の参戦はない」と書いたことに間違いはないと思います。
ところが、上記の通り、来年以降のダート界を盛り上げてくれそうな、とても楽しみなメンバーが集まりました。
ヤマニンウルスはもちろんですが、NARからの出走メンバーを見ると、JRA馬との力比べが終わっていない有力馬が集まっています。
ミッキーファイトも古馬とは初対決で、その勝負も楽しみです。
また、北の大地の絶対王者、ベルピットが2年ぶりに交流重賞に出走するのにも興味津々です。
ハンデG3戦とは思えない豪華メンバーが集まった、ワクワクのレースです。