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重賞の紹介 (マイルCS、東スポ杯2歳S)

今週末は福島の年内最終開催です。府中、京都との三場開催です。
重賞は2つ、土曜日には第29.回東スポ杯2歳ステークスが、日曜日には第41回マイルチャンピオンシップが行われます。

◆ マイルCS (芝1600m @京都 G1定量)
秋のマイル王者決定戦です。過去5年で見ると、4歳馬が3勝しています。残りは5歳馬と3歳馬が各1回ずつ優勝しています。
今年も各世代から有力馬が参戦します。

それに加え、現在の欧州最強マイラー、チャリン(4歳牡、英国馬)がエントリーしたことが、最大の注目です。華やかさが、一段と増しています。

(1) 連覇を達成した名馬たち
過去6頭がマイルCSの連覇を達成しています。今年、ナミュール(5歳牝)がその偉業に挑みます。
過去に連覇したのは、いずれも歴史に名を残している名馬たちです。

以下に名前だけ紹介します。
・ニホンピロウイナー(84〜85年)
・ダイタクヘリオス(91〜92年)
・タイキシャトル(97〜98年)
・デュランダル(03〜04年)
・ダイワメジャー(06〜07年)
・グランアレグリア(20〜21年)

(2)ソウルラッシュとセリフォスの激闘の歴史
最近のマイル界では、ソウルラッシュとセリフォスの激闘が熱いです。今回で10回目となります。

過去の戦績を下記します。
22/6 安田記念 セ4着 ソ13着
22/10 富士S セ1着 ソ2着
22/11 マイルCS セ1着 ソ4着
23/6 安田記念 セ2着 ソ9着
23/11 マイルCS セ8着 ソ2着
23/12 香港マイル セ7着 ソ4着
24/4 マイラーズC セ2着 ソ1着
24/6 安田記念 セ5着 ソ3着
24/10 富士S セ4着 ソ2着
ここまで、セリフォス4勝、ソウルラッシュ5勝です。

◆ 東スポ杯2歳S (芝1800m @府中 G2 2歳限定)
3年前よりG2に昇格しました。クラシックには12月の3つのG1(ホープフルS、朝日杯FS、阪神JF彼は)が最も繋がりが強いのですが、近年は東スポ杯2歳Sの繋がりも強くなっています。

実際、過去の勝ち馬28頭から、後のG1馬が14頭誕生しました。特に、過去10年の勝ち馬のうち7頭が、後にG1を制しています。
その中でも、絶対王者イクイノックスや三冠馬コントレイルが勝ち上がったレースは、記憶に強く残っています。

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