兵庫ゴールドトロフィーの紹介 〜本年最後のダートスプリント戦〜
今日25日(水)に、交流重賞の兵庫ゴールドトロフィー(1400m @園田 G3 ハンデ戦)が行われます。
◆ レースの位置付け
ダートスプリント界において、JBCスプリントの次に行われる国内ビッグレースは、フェブラリーS(1600m @2月中旬)となります。
しかし、ダート界も芝の世界と一緒で、距離適性の細分化が進んできた印象です。
ダートスプリンターにとっての適レースは、むしろ1月末の根岸S(1400m)かもしれません。
そのような全体観を勘案すると、兵庫GTはスプリンターにとって、年末から年始の頃に施行される適レースであり、スプリントの強豪が集まりやすいようです。
◆ 今年のメンバー (JRA)
JRAからは幅広い世代から、4頭が参戦します。
・エートラックス(3歳牡):兵庫CS優勝
・サンライズホーク(5歳騸):重賞3勝、1400mは大得意
・ヘリオス(8歳牡):重賞20戦未勝利、馬券圏内8回の善戦マン
・ラプタス(8歳牡):重賞5勝、一昨年の兵庫GT優勝
この中だと、推し馬にも挙げているサンライズホークの好走、復活勝利に期待です。しかし、彼は人気になると、ダメなタイプだから心配です。
◆ ベテランのがんばり
ヘリオスは1年、ラプタスは2年、勝ち星から遠ざかっています。ただし、両馬共に今年も重賞で2着と勝利まで紙一重という実績があります。
ダート界では、ベテランの息が長いです。
スプリントに限った話ではありませんが、ダート界は収得賞金の多いベテラン勢がドッシリと構え続けているので、JRAの若馬たちは交流重賞のゲートに入ることすら易しくないです。
◆ 今年のメンバー(NAR)
迎え撃つNAR勢も多様なメンバーが参集し、打倒JRA勢を狙います。
・アラジンバローズ(7歳牡):サマーチャンピオン優勝、JBCスプリント3着
・マックス(7歳騸):直近、東京盃2着、JBCスプリント6着
・スペシャルエックス(4歳牡):昨年3着、北の大地の有力スプリンター
・ギガース(3歳牡):船橋期待の新鋭スプリンター