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茨城県の公立中学受験合格を目指す⑦割合、百分率、歩合の用語整理


先週末に茨城県土浦市の水郷桜イルミネーションを見に行きました。前回記事のヘッダーはその写真にしてあります。

現在は先取り学習をしつつ、明日の学力診断テストに備えた復習をしています。

今回は小学5年生の単元で、つまずきポイントでもある「割合」について、息子に説明した内容を書きます。まず割合、百分率、歩合という言葉に息子も戸惑っていました。あと2割引、20%引きみたいな用語も出てきます。そのあたりを整理しておきます。

そもそも割合とは何なのか?
教科書に書いてある式で表すと
「割合=比べられる量÷もとにする量」
であり、比べられる量がもとにする量の「何倍か?」を表した数となります。

もとにする量=1(倍)となります。しつこいですが単位は「倍」です。
例えば1は2の0.5倍または1/2倍となります。
6年生で比と比の値という単元に繋がる重要な考え方となります。

次に歩合とは何なのか?
もとにする量を10(割)として比べられる量を表したものです。1割=0.1(倍)であり
1は2の5割となります。
*ちなみに1分(ぶ)=0.01(倍)であり打率などで使われています

ややこしいのが、割合と歩合(割引)などの用語がごっちゃになることです。
ちなみに1割引=(1-0.1)倍=0.9(倍)と覚えておくと式を立てやすくなるはず。

最後に百分率について
もとにする量を100%として比べられる量を表したものです。1%=0.01(倍)であり
1は2の50%となります
10%引き=(1-0.1)倍=0.9(倍)となります。
後々出てくる食塩水の濃度を求める問題で必須の知識となります。

テストはもちろん入試でも原価、売値などの問題が出ることがあります。式を立てる際に「1より小さい数で割ると、答えがもとの数より大きくなる」ということを頭に入れておくと良いと思います。

息子には割合の単位は「倍」であることを口を酸っぱくして伝えています。もはや国語です。。。

続く

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